佐々木朗希が山本由伸との投手戦を制し今季2勝目、今季は超ハイレベルな個人タイトル争いになる予感

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写真:佐々木朗希(YONHAP NEWS/アフロ)
4月14日、プロ野球パ・リーグ「ロッテ対オリックス」の一戦が行われ、2-0でロッテが勝利した。

この試合では、侍ジャパンで4本柱の一角として活躍した佐々木朗希と山本由伸のエース対決となり、大きな注目を集めた。

ロッテの佐々木が山本との投手戦を制して今季2勝目を挙げた。

今季いまだ失点「0」で防御率は0.00と圧巻のプレーを披露している。

佐々木朗希はほぼパーフェクトなピッチングで三振の山を築く

昨年4月10日に行われたオリックス戦の再現を思わせるような圧巻のピッチングだった。

佐々木は5回まで1人の走者も出さないパーフェクトな投球でスコアボードに「0」を並べる。

特に初回は三者連続三振に切って取るなど、圧巻だった。

4回にも三者連続三振を取った。

最速163キロのストレートとキレのあるスライダーとフォークは、明らかに異次元なレベルであった。

結局7回を投げて被安打1、奪三振11となり、益田、澤村の2人が完璧なリリーフで試合を締めた。

山本由伸は好投を見せるも敗戦投手に

対する山本由伸は、3回まで無失点に抑えたが、4回に連続安打から茶谷に適時打を打たれ先制点を献上した。

若干不運な失点だったが、その後は持ち直し6回まで投げ切った。

6回9奪三振1失点と好投はしたものの、佐々木朗希が良すぎたため、惜しくも敗戦投手となった。

今季の成績を1勝1敗としたが、防御率は圧巻の「0.75」と好調を維持している。

異次元の活躍を見せる佐々木と山本、今季の個人タイトル争いはハイレベルになる予感

山本由伸は、2年連続投手4冠を達成しており、日本プロ野球史上初となる3年連続を狙っているが、佐々木の好調により簡単には達成できなさそうだ。

西武の今井達也やソフトバンクの藤井皓哉も防御率0.00で2勝を挙げるなど好調を維持しているが、おそらくシーズンが進むにつれ佐々木と山本の一騎打ちの形となるだろう。

はたして佐々木は山本から個人タイトルを奪うことができるのか。

そして山本はライバルの佐々木を押しのけて3年連続投手4冠を達成させることができるのか。

2人の今後の活躍に注目しよう。