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石川遼はプレッシャー下でのプレーに満足 ツアー新記録逃すも後ろは振り返らず

石川遼は新記録達成ならず(撮影:福田文平)

<関西オープン 3日目◇15日◇泉ヶ丘カントリークラブ(大阪府)◇7051ヤード・パー71>

「集中力が…。全体的に苦しい1日だった」。

セルヒオ・ガルシア(スペイン)が持つ、日本男子ツアーにおける連続60台ラウンド『15』に、2日目の「68」で並んだ石川遼。しかし、新記録がかかった3日目は「73」に終わり、新記録達成とはならなかった。

冒頭のコメントのとおり、立ち上がりから苦戦した。1、2番をボギーとして新記録達成に大きなビハインド。5番でようやく一つ戻し、前半は1オーバーと耐えてバックナインに入ったが、10番のボギーで再び出鼻をくじかれた。

それでも14、15番の連続バーディで記録への望みをつないだものの、17番パー4のティショットがOBとなり万事休す。このホールをダブルボギーとし、トータル3アンダー・29位タイと順位も大きく落とした。

「ただ、11番からは悪くないゴルフだったし、17番のティショットも打ったときの感触は右のラフ。カート道に当たって跳ねてのOBなので、自分のなかでは許容範囲です。本当は右のラフからでもパーをとり、最終ホールでバーディをとって終わりたかったんですが。17番をパーとすると、60台にはイーグルじゃなきゃダメだったんですけどね」

あらためて記録について問うと、「明日は新しい1日がくるし、またチャレンジできる日がやってきたらいい。いいプレシャーの中でプレーできたし、その中で得るものが多かった1日だった。明日からまた頑張ります」と、すぐに気持ちを最終日に切り替えた。

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