
侍ジャパンに痛手、鈴木誠也が脇腹の張りでオープン戦回避、WBC出場も黄色信号に
写真:鈴木誠也(AP/アフロ)
侍ジャパンにショッキングなニュースが飛び込んできた。
カブスの鈴木誠也外野手(28)が、オープン戦、敵地でのドジャース戦出場を回避したのだ。
回避の理由は、「左脇腹の張り」だ。
当初試合には出場する予定で、直前の練習もこなしていたが、その練習中に左脇腹の張りを訴え出場を取りやめたのだ。
近日中に精密検査を受ける予定となっている。
鈴木誠也のWBCへの参加は難しくなったか
侍ジャパンのクリーンナップの一角を務める可能性もあった鈴木誠也は、今回の左脇腹の張りによってWBCへの参加が難しくなった。
WBCは、3月8日から行われ、侍ジャパンの初戦は3月9日となっているため、10日ほどしか時間がない。
鈴木誠也は3月2日にも侍ジャパンに合流する予定だったが、今回の左脇腹の張りによって当初の予定通りにはいかなくなった。
合流を遅らせることで、チームへの順応も遅れ、さらには鈴木自身の怪我の再発などのリスクも高くなることから、今回のWBCへの参加を断念する可能性が高いかもしれない。
世界を知る強打者の離脱となれば、侍ジャパンの世界一奪還の可能性も下がってしまうはずだ。
村上宗隆と大谷翔平という最強の2人がいるためクリーンナップ自体は強力だが、侍ジャパンは左打者が多いため、右打ちの鈴木が離脱となると確実にチームの戦力ダウンとなってしまうだろう。
鈴木誠也の代わりは阪神の近本or広島の西川か
もしも鈴木誠也がWBC事態となれば、代替選手が必要となる。
そこで候補として挙げっているのが、阪神の近本光司と広島の西川龍馬だ。
両選手とも、2022年11月の強化試合で代表に招集されており、試合にも出場している。
すでにプロ野球オープン戦に出場していることからも、急遽招集したとしてもコンディション的に問題はないだろう。
しかし、近本光司と西川龍馬は、非常に実力のある選手だが、左打ちであることから、鈴木誠也の代わりとしては完全にフィットするとは言えない。
2人のうちのどちらかを招集するのか、それとも違う選手か、はたまた鈴木誠也が辞退せず大会に参加するのか。
今後の動向に注目しよう。
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