大谷翔平の契約は1週間以内に決着か、エンゼルス残留orドジャース移籍が濃厚である理由
大谷翔平(写真:AP/アフロ)
11月30日、MLB公式サイトが「大谷の契約はウインターミーティングで決着か?」という内容の記事を掲載した。
今年の移籍市場はここまで動きが鈍いが、これも最大の目玉である大谷翔平の動向が不確定であるからに他ならない。
そのため、各球団の幹部や関係者、代理人などが一堂に会すウインターミーティング(12月4日~7日)で決着する可能性が高い。
大谷はすでに結論を心に決めている可能性が高い
エンゼルスは大谷残留のために動いているのはもちろんだが、ドジャースやカブス、ジャイアンツ、ブルージェイズ、レッドソックス、メッツ、ヤンキースなども大谷に注視している。
おそらくここで挙げた球団のどこかで来シーズンプレーすることになるはずだが、大谷はすでに心に決めているのではないかといった噂もある。
米メディア『TSN』では、バスター・オニール記者が大谷の複数の関係者と話をし、「すでに大谷がどこでプレーしたいかを心に決めている」という情報を得ている。
「以前からその思いがあった」とも言及していることから、環境面で野球に集中できるエンゼルス残留か同じロサンゼルスに本拠地を置くドジャースのどちらかである可能性は高い。
エンゼルスであれば、来シーズンは怪我の影響により打者に専念だが、その後は再び二刀流で出場可能となる。
ドジャースを含むエンゼルス以外の球団の場合は二刀流に対してどの程度許容するのかは未知数だが、ドジャースはこれまでプレーしてきたロサンゼルスに本拠地があり、ムッキー・ベッツやフレディ・フリーマンという心強い選手が在籍している。
レギュラーシーズンで100勝を達成しナ・リーグ西地区で1位となっており、ポストシーズンではダイヤモンドバックスに敗退したものの、2020年にはワールドシリーズを優勝している。
その他のチームであれば、環境が大きく変わることになるため、早期の決断はせずにじっくりと条件面や環境面を比べながら結論を出すはずだ。
大谷の関係者から「すでにどこでプレーしたいかを心に決めている」という言葉があったのであれば、やはりエンゼルス残留かドジャースへの移籍が濃厚であるといえるだろう。
12月1日には最も活躍した指名打者に贈られる「エドガー・マルティネス賞」を受賞した大谷。
この他にもア・リーグ本塁打王やMVP、シルバースラッガー賞などを受賞するなど、メジャーリーグを代表する選手となっている。
果たして予想通り1週間以内に契約が結ばれることになるのか、その動向に注目だ。
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