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大谷翔平(写真:AP/アフロ)

大谷翔平が「46-46」達成!ドジャースもガーディアンズに完封勝利でMLB全球団の中で最高勝率に

大谷翔平(写真:AP/アフロ)
9月9日、MLB「ドジャース対ガーディアンズ」の一戦が行われ、4-0 でドジャースが勝利した。

この試合1番指名打者で先発した大谷翔平は、5回に137mの特大本塁打を放ち「46-46」を達成した。

大谷は年間ペース「52-52」に

ガーディアンズ戦の5回に放った46号ソロ本塁打は、右翼のポール際ということで球審によるビデオ判定となったが、無事に本塁打が確定された。

この本塁打で「46-46」となり、自身が打ち立てたMLB記録を更新させた。

これで年間52本塁打、52盗塁ペースとなり、不可能だといわれてきた「50-50」達成が現実的な目標数値となった。

すでに2021年に記録した自己最多本塁打数に並んでいるため、ここからは本塁打と盗塁を増やすたびに自己記録更新ということになる。

一時不調に陥っていたが、この日もマルチ安打を放っており調子も上向きだ。

今後の試合でも大いに期待できることだろう。

ナショナルリーグで勝率1位になる重要さ

ナショナルリーグは、「東地区」「中地区」「西地区」と3つの地区に分かれている。

各地区1位になれば当然プレーオフに無条件で進出できるわけだが、その各地区1位の中で最も勝率が高いチームはプレーオフ1回戦であるWCS(ワイルドカードシリーズ)が免除となるだけでなく、2回戦にあたるDS(ディビジョンシリーズ)でも有利なカードになる。

地区1位(勝率1位)がDSで対戦するのは、地区1位を除く勝率1位のチームと地区1位を除く勝率2位のチームの勝者となる。

そして、3回戦にあたるLCS(リーグチャンピオンシップシリーズ)まで地区1位のチームと対戦することがなくなる。

つまり、地区1位の中でも勝率1位と勝率2位ではプレーオフでの有利さが違ってくるわけだ。

前日の段階で東地区のフィリーズと西地区のドジャースは85勝57敗の勝率.599で並んでいたが、今日フィリーズが1-10で敗れたのに対してドジャースが4-0で勝利したことにより、ドジャースは地区1位の中で単独1位に浮上した。

シーズンの残り試合は19試合もあるためまだまだ安心はできないが、このシーズン終盤に首位に立ったことは非常に価値のあることであるといえるだろう。

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