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オールスター2番DH出場の大谷翔平は三振と四球で交代、登板はなく良いコンディションでシーズン後半を迎える

大谷翔平(Photo by Diamond Images / Getty Images)
7月11日(日本時間7月12日)、MLB(メジャーリーグベースボール)のオールスター戦が行われ、3-2でナ・リーグが勝利した。

ナ・リーグは2012年以来10年ぶりの勝利となった。

ア・リーグ最多投票で選出された大谷翔平は2番DHで先発出場し、1打席目が空振り三振、2打席目が四球という結果だった。

シアトルに訪れた観客から大きな声援を受けた大谷

次世代のスターであるロナルド・アク―ニャやフアン・ソト、ムッキー・ベッツ、ゲレロJr.など数多くの大スターたちが出場したメジャーリーグのオールスターゲームは、大きな盛り上がりを見せた。

シアトルのT-モバイル・パーク周辺では、様々な催しが行われ、大谷を筆頭にスターたちの巨大看板も出現した。

大谷の第一打席では、「Come to Seattle(シアトルマリナーズに来て)」という大合唱が起こるなど、大きな声援を受けた。

試合自体はお祭りムードながらも非常に引き締まったものとなり、合計5点しか入らなかったが、随所でスターたちの華麗なプレーが観れた。

MLB公式サイトが公開した「オールスター出場選手の中で最高の選手は誰だ」という記事において、大谷翔平が1位に選ばれていたが、三振と四球という結果となり、期待に応えることはできなかった。

オールスターでの投球回避により良いコンディションでシーズン後半を迎えられる

大谷は今回のオールスターでは打者としての出場のみとなった。

投手としても選出されており、当初は先発としてマウンドに上がる予定だったが、オールスター前の試合で爪やマメの状態が悪化したため、投手としてのプレーは回避することとなった。

オールスターでの大谷の投球を楽しみにしていたファンも多かったが、大谷個人として見れば、シーズン後半に向けて良い判断だったと言えるだろう。

エンゼルスは、45勝46敗で残念ながら借金「1」でシーズン後半を迎えることになるが、大谷個人は本塁打ランキングで首位を独走しており、打点や奪三振などでもタイトル争いができる。

オールスターのホームランダービーを回避し、投手としての登板も回避したことで、より良いコンディションでシーズン後半を戦えるはずだ。

特に本塁打王を獲得するチャンスはなかなかあるものではないため、ぜひ偉業を達成してもらいたいものだ。

エンゼルスのオールスター明けの試合は、7月15日(アストロズ戦)となる。

大谷はこの後半戦初戦で先発予定となっている。

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