大谷翔平、得意の6月もいまだエンジンかからず。ドジャースもジャッジ本塁打などに屈しヤンキースに敗戦
大谷翔平(写真:AP/アフロ)
6月10日、MLB「ヤンキース対ドジャース」の一戦が行われ、6-4でヤンキースが勝利した。
ドジャースはアウェーながら2連勝でこの試合を迎えたが、ジャッジの24号本塁打やグリシャムの3ランなど屈しスイープとはならなかった。
大谷翔平は2番指名打者で先発し、4打数1安打だった。
得意の6月だが3分の1が消化も絶不調から抜け出せない大谷
大谷は今シーズンこれまで打率.311、15本塁打41打点、OPS.950と素晴らしい成績を残しているが、6月の7試合では打率.200と調子を落としている。
例年6月に調子を上げる大谷だが、今シーズンはまだ当てはまっていない。
この日の大谷は第1打席、第2打席、第3打席と凡退し、8回にこの試合初安打となる2塁打を放ったものの、結局
4打数1安打で打率を下げた。
シーズン序盤には3割半ばだった打率も気付けば.310まで下がっており、本塁打もナ・リーグ2位ではあるもののシーズン36本ペースとあまり良いペースとはいえない。
対するヤンキースのアーロン・ジャッジは試合前の段階で本塁打を23本(直近16試合10本塁打)まで伸ばしており、打率も3割間近くとまさに絶好調モードとなっている。
この試合でも3打数2安打で迎えた8回の打席で見事24号ソロホームランを放った。
打率も.305まで伸ばし、完全に3冠王も視野に入ってきている。
ホーム6連戦で勢いをつけたいドジャース
今シーズン、ナ・リーグ西地区を独走してはいるものの、なかなか勢いをつけられないドジャース。
しかし、強豪ヤンキース相手にスイープとはならなかったものの2勝1敗と勝ち越し、6月12日からはホーム6連戦が待っている。
このホーム6連戦で大きく勝ち越すことが(もしくは6連勝)できれば、間違いなく夏シリーズに向けて勢いがつくことだろう。
大谷にとっても得意の6月がまだ3週間残っているため、今後大爆発する可能性を秘めている。
果たして12日からのホーム6連戦(レンジャーズ3連戦、ロイヤルズ3連戦)でドジャースはどういった結果を残すのか、その戦いに注目だ。
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