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大谷翔平(写真:USA TODAY Sports/ロイター/アフロ)

ドジャース敗戦も大谷翔平の調子はまもなく満開!2試合連続2号本塁打で松井秀喜越え間近に

大谷翔平(写真:USA TODAY Sports/ロイター/アフロ)
4月6日(日本時間)、MLB「カブス対ドジャース」の一戦が行われ、9-7でカブスが勝利した。

この試合2番指名打者でスタメン出場した大谷翔平は第3打席で2試合連続となる2号本塁打を放つなど2安打の活躍。

チームは敗れたものの、メジャー屈指の強打者が目覚めたことで今後のドジャース打線がいよいよ止められない状態となりそうだ。

打球が明らかに上がり始めた大谷

開幕9戦目でようやく今シーズン第1号本塁打を放った大谷翔平は、この10戦目となるカブス戦でも2号となる本塁打を放った。

これまで圧倒的な打球速度は出せていたが、打球が上がらない状態が続いていた。

しかし、今日のカブス戦では確実に打球が上がってきており、実際に第3打席で本塁打を放っている。

騒動による精神的な難しさやここ数日間の体調不良により結果が伴わない試合が続いたが、第1号を放ったことで精神的にも楽になり、体調面も回復してきている。

昨シーズンは4月に7本の本塁打を放っているが、今月は残り試合が21試合あるため、現在2本の大谷は十分に昨シーズンを超える本数を放つ可能性があるといえる。

短期間での固め打ちが多い大谷ゆえに、特に今後の10試合程度は一気に本塁打数を積み重ねるかもしれない。

開幕からの不調により今シーズンの本塁打やMVP獲得は話題にも上らなかったが、好調モードとなれば必然的にそうした話題も出てくることだろう。

もしかしたらシーズン終盤には「ベッツ、大谷、フリーマンの誰がMVPを獲るか」といった盛り上がりを見せる可能性もありえる。

松井秀喜氏のMLB175本まであと2本に迫る

大谷はこのカブス戦の2号本塁打でMLB通算173本となったわけだが、いよいよ日本人記録である松井秀喜氏の175本が射程圏内となった。

10シーズンで175本を記録した松井氏の本塁打本数を大谷は7シーズン目である今季序盤で追い抜く可能性がある。

まだまだ現役選手生活は続くゆえに、どこまで日本人としての本塁打記録を伸ばすかも注目だ。

ドジャースの次戦は明日4月7日(日本時間)のカブス戦となる。

先発は今シーズン3回目の登板となる山本由伸が予定されている。

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