クレイトン・カーショー（写真：AP/アフロ）
MLBの各球団が新シーズンに向けて補強に奔走しており、まだまだFA選手は市場に多く残っているが、昨シーズンワールドシリーズを制したロサンゼルス・ドジャースはすでに連覇に向け最高のスカッドを揃えつつある。
ドジャースの獲得選手＆再契約選手
・ブレイク・スネル（FA契約）
・マイケル・コンフォート（FA契約）
・ブレイク・トライネン（再契約）
・テオスカー・ヘルナンデス（再契約）
昨シーズン後半から復調したサイ・ヤング投手のスネルを獲得できたのはかなり大きな補強だったといえる。
これで山本由伸やグラスノー、大谷翔平、ゴンソリンにもう1人柱となる先発投手が加わることになるため、盤石の体制となった。
さらには確かな実力を持つ外野手のコンフォートを獲得したこともプラス材料だろう。
ベッツが内野手でプレーする可能性が高いだけに、外野手の選手は必要不可欠だった。
トライネンとテオスカーヘルナンデスの再契約により、チームを大きく変えずに新シーズンに臨むことができる。
そして、大谷翔平が投手としてプレーする点も大きなプラス材料だろう。
大谷の投手復帰はドジャースにとって2ケタ勝利が可能な優秀な投手を獲得したことと同じ意味を持つ。
こうした補強を踏まえると、ドジャース全体のイメージ的には「昨シーズンより強いのでは」という印象だ。
今後再契約の可能性があるFA選手も
・ウォーカー・ビューラー→レッドソックス
・ジャック・フラハティ→FA
・クレイトン・カーショー→FA
・キケ・ヘルナンデス→FA
ビューラーのレッドソックス入りは決まったが、フラハティやカーショー、キケ・ヘルナンデスといった昨シーズン戦力だった選手たちもまだドジャースとの再契約の可能性が残っている。
ドジャースはすでに40人のロスター枠が埋まっているが、IL（故障者リスト入り）に移行する選手（ギャビン・ストーンやブルスダー・グラテロルなど）も複数人いることから、日本の佐々木朗希をや上記の選手たちとの再契約の可能性はある。
さらにドジャースのロバーツ監督はリリーフ投手の獲得も熱望していることから、最低でも1人はリリーフ投手を加えるのではないか。
ワールドシリーズ連覇に向け着々とチーム力を強化しているドジャースは新シーズンもMLBの主役となるだろう。
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