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「まだ改善の余地はある」大谷翔平が秘める“打者としての可能性”とは? 米放送局が分析「パワーを維持しながら打率も向上できる」

シーズンを通して圧巻の打棒を見せつけた大谷。米放送局が指摘する“さらなる可能性”とは?(C)Getty Images
昨季の米球界に二刀流フィーバーを巻き起こし、アメリカン・リーグの満票MVPに輝いた大谷翔平(ロサンゼルス・エンジェルス)。来る2022年シーズンへ向け、現地メディアの期待が高まり続けている。

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現地時間1月20日、米放送局『ESPN』は、「あなたがMLB30球団について(おそらく)知らなかった面白い事実」と題した特集を掲載。エンジェルスのトピックでは、打者・大谷について「フライとライナーの平均打球速度が100.4マイル(約161.6キロ)でメジャー1位だった」と紹介している。

記事を執筆したデビッド・ショーンフィールド記者は、この数字について「オオタニが長い期間にかけ、強いボールを打っていた事実を裏付けるものだ」と言及。さらに、本塁打の平均飛距離416フィート(約126.8メートル)でメジャー5位に入っていることも触れた。
ただ、平均打球速度で“メジャー5位”というデータに対しては、記事内で「ゴロの打球速度が遅いからだ」と指摘。「オオタニはまだ打席でバランスを崩すことがあり、高いバウンドのゴロを打つ場面が多い。三振率も高いままだ」と続け、今後のさらなる進化へ次のように期待を寄せた。

「言い換えれば、打席でまだ改善の余地があるということだ。もう少し三振の数が減り、より強い当たりのゴロが打てれば、彼は圧倒的なパワーを維持しながら、打率.257というアベレージを向上させられるだろう」

その潜在能力の高さは誰もが認めるところ。まだ底知れぬポテンシャルを秘めた背番号17は、はたして今後のキャリアでどのような成長を見せるのだろうか。今季も驚異的なパフォーマンスで球界を沸かせてくれるに違いない。

構成●THE DIGEST編集部

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