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大谷翔平は数字が落ちる? 2022年の打撃成績予想に海外メディアも「大幅に減少する。最悪の結果だ」と落胆

アメリカン・リーグの本塁打王争いも演じた昨季の大谷。その打棒は今季も爆発が期待されるが……。(C)Getty Images
ロックアウトによってMLBのあらゆる業務が停止し、移籍市場などのニュースが枯渇するなかでも、偉才の話題は尽きない。ロサンゼルス・エンジェルスの大谷翔平だ。
【動画】MVP満票も納得!2021年に大谷翔平が放った“全46本塁打”を一挙振り返り!

昨シーズンのMLBで二刀流をやり切り、アメリカン・リーグのMVPには満票で選出された。そんな27歳には、来る新シーズンでも投打における快進撃が期待される。

もっともMLBの開幕はいまだ不透明なままだ。1月13日にオンラインによって行なわれたオーナーと選手会による新労使協定を巡る交渉はふたたび合意に至らず。少なくともロックアウトは春季キャンプまで続くと見られている。

そうしたなかで大谷に関する興味深い情報を発信したのは、中南米のあらゆるスポーツ情報を網羅している専門メディア『BOLA VIP』だ。

同メディアは米野球専門サイト『Baseball Reference』が算出したデータをもとに、大谷の2022年シーズンの成績を予想。「オオタニの成績は大幅に減少するだろう。これは最悪の結果だ」と、前年に一大センセーションを巻き起こした打撃における主なスタッツを列挙した。
【主な打撃成績】
本塁打=31(前年比マイナス17)
打点=69(前年比マイナス31)
安打=123(前年比マイナス14)
得点=80(前年比マイナス23)
盗塁=18(前年比マイナス8)

無論、これは「好調時の彼には、あらゆる策が全く役に立たない」(米データ会社『Codyfi』の設立者マイク・フィッシャー氏)とされる大谷が、相手バッテリーに過剰なまでの警戒をされると見込んでの数字だ。

だが、大幅なダウンに『BOLA VIP』は、「投打で警戒されるであろうオオタニは大きな成績の低下に苦しむはずだ。これが本当に予想通りになれば、スランプと言われることになりそうだ」とした。

過去に多くのスター選手たちがそうしてきたように、シーズン前の予想は得てして覆されるものだ。昨年10月に「今年(2021年)の成績が最低(ライン)じゃないかなと思います」と語っていた“球界の顔”がデータを打ち破れるかに注目したい。

構成●THE DIGEST編集部

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