• HOME
  • 記事
  • 野球
  • 元オリ助っ人ジョーンズが語る“アジア球界進出”のメリット。メジャーリーグでなくても「素晴らしい経験ができる」

元オリ助っ人ジョーンズが語る“アジア球界進出”のメリット。メジャーリーグでなくても「素晴らしい経験ができる」

今季は“代打の神様”として、オリックスのリーグ制覇に貢献したジョーンズ。写真:THE DIGEST写真部
キャリアの晩年とも言える時期に海を渡ったスラッガーにとって、日本球界の“高額年俸”は魅力的に映っていたようだ。

【動画】ジョーンズの圧巻弾!オリックスファンが熱狂した一撃をチェック

現地時間12月22日、米放送局『FOX Sports』のポッドキャスト番組「Flippin’ Bats Podcast」に出演したのは、今季までオリックス・バファローズに所属していたアダム・ジョーンズだ。近年、メジャーリーガーのアジア球界進出が目立つ理由について、独自の見解を明かしている。

まず「ここ2週間で日本や韓国でサインインした選手はたくさんいるだろう」と話し始めると、「26、27歳あたりで日本に行きたがる理由はわかる」とコメント。「結婚したり、子どもができたりで稼がないといけない」と続け、その時期にアジア球界へ進出するメリットのひとつとして、その高額年俸を挙げた。
MLB通算282本塁打&1939安打を誇り、2013年にはシルバースラッガー賞を受賞したジョーンズは、19年オフに2年総額800万ドル(当時約8億7000万円)プラス出来高払いでオリックス入り。20年からの2年間を日本球界でプレーし、今季は推定で4億3600万円という年俸だ。

番組内では、その後も「できる限り稼ぐには最高の窓口だ」とアジア球界について言及。「メジャーリーグでプレーするのは素晴らしい」と前置きしつつ、「金を稼ぐ必要があり、日本や台湾、韓国球界へ行くよう代理人に頼む機会があるなら、そこでも素晴らしい経験ができるだろう」と自身の経験をもとに語った。

今季は最下位から下克上を果たし、25年ぶりのパ・リーグ優勝に貢献したジョーンズ。2年間プレーしたオリックスから退団となったが、はたして今後はどのような道を選ぶのか。その動向に注目が集まる。

構成●THE DIGEST編集部

関連記事