元オリ助っ人ジョーンズ、米メディアで「最高だった」日本時代を回顧!「あらゆることがアメリカとは違った」
およそ2年間を過ごした日本球界への想いがあふれた。現地時間12月22日、米放送局『FOX Sports』のポッドキャスト番組「Flippin’ Bats Podcast」に出演したアダム・ジョーンズは、オリックスでのキャリアについて「日本は最高だった」と振り返っている。
オリックスの快進撃を支えた。鳴り物入りで入団した1年目こそ新型コロナウイルスの感染拡大の影響もあって本領を発揮できなかったジョーンズだが、2年目の今季はMLBで5回のオールスターに選出された実力の片鱗を見せつける。股関節の違和感などで出遅れて打率こそ.234と低調だったものの、代打としても26打数11安打(打率.423)と持ち前の勝負強さを発揮し、日本シリーズ第5戦では9回に代打決勝弾も叩き込んだ。
パ・リーグを25年ぶりに制したチームにあって確かな貢献を果たした36歳のベテラン戦士。今季終了後にオリックス退団を決めた彼は、日本でのプレーについて「間違いなく最高の2年間だった」と回想した。
「はじめて来日したとき、ファンが詰め掛けた空港で会見をして、自分がマイケル・ジャクソンにでもなったかと思ったね。もちろん、最初の頃はカルチャーショックもあったよ。あらゆることがアメリカとは違ったからね。でも僕は違う文化を受け入れ、とにかく楽しんだ。僕の通訳はベテランでクールな人で、彼は僕のことを、『これまでにいたどの外国人選手よりも日本に溶け込んだ』と言ってくれた。それは本当に嬉しい言葉だった」
今後については「どこかのクレージーなスカウトが声を掛けてくれるかもしれないから、身体だけは鍛えておくよ」と引退を匂わせた。そんなキャリアの晩年とも言える時期に海を渡ったジョーンズにとって、日本の“ベースボール”はかなりの刺激となったようだ。
構成●THE DIGEST編集部
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