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19歳フェルナンデスが2021年度テニスカナダ最優秀女子選手賞受賞!「彼女の活躍を決して忘れない」と会長<SMASH>

全米準優勝やツアー初Vと大活躍した19歳のフェルナンデスが2年連続でカナダの最優秀女子選手賞に選ばれた。(C)Getty Images
2021年全米オープンの女子シングルスで準優勝した19歳のレイラ・フェルナンデス(カナダ/世界ランキング24位)が、12月21日発表のテニスカナダによる2021年度「女子プレーヤー・オブ・ザ・イヤー」(最優秀女子選手)に選出された。

2年連続の選出となったフェルナンデスは、このほかに「シングルス・プレーヤー・オブ・ザ・イヤー」(最優秀シングルス選手)と「モースト・インプルーブド・オブ・ザ・イヤー」(最も成長した選手)にも選ばれるなど計3賞の受賞となった。

10代対決となった全米決勝では惜しくもタイトルを逃したものの、決勝までの戦いでは3回戦で大坂なおみ(当時3位)、4回戦では元世界1位のアンジェリーク・ケルバー(ドイツ/同17位)、さらに準々決勝決勝ではエリーナ・スビトリーナ(ウクライナ/同5位)、準決勝ではアリーナ・サバレンカ(ベラルーシ/同2位)と、トップ5の3選手を含む4人のシード勢を破ってみせたのだ。

また、3月に開催されたモンテレイ(メキシコ/WTA250)ではツアー初優勝を記録。4月に行なわたビリー・ジーン・キング・カップのプレーオフでは、セルビアを相手にシングルスで2勝を挙げてカナダチームの勝利に貢献した。88位でスタートしたランキングもシーズンを終えた時点で24位までジャンプアップ。まさにフェルナンデスにとって飛躍の1年と言っていいだろう。
フェルナンデスの受賞についてテニスカナダのマイケル・ダウニー会長は、「新型コロナウイルスによって直面したあらゆる困難にもかかわらず、カナダの選手たちは壮大なパフォーマンスを披露してくれた。世界中のテニスファンは全米決勝で見せたレイラ(フェルナンデス)の素晴らしい活躍と、試合後の彼女の年齢を越えた成熟したスピーチを決して忘れないだろう」と語った。

なお、フェルナンデスは20日、ウェブメディア『Sportskeeda』のインタビューで「全米の敗戦は受け入れがたいものだけど、偉大な選手たちと戦えることを示すことができた。これからさらに自分を研磨して世界10位に入り、いつか1位になってグランドスラムのタイトルも勝ち取りたい」と話している。

構成●スマッシュ編集部

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