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レンジャースの鈴木誠也獲得の可能性に米記者が言及。移籍金額も予想「最終的には6,500万ドル近く」

走攻守そろった鈴木の評価は、アメリカでも高いようだ。(C)Getty Images
 2021年のMLBは大谷翔平の活躍もあり、日本人プレーヤーの注目度が高まった1年と言えるだろう。現在、海の向こうではロックアウトにより、すべての活動が停止状態であるものの、ここでも日本人スラッガーがオフシーズンの主役の一人となっているようだ。

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 米シカゴに拠点を置くスポーツメディア『FANSAIDED』では記事の中で、鈴木誠也(広島)の獲得を目指すべき球団としてテキサス・レンジャーズの名前を挙げており、現在のチーム状態とも照らし合わせ、レンジャース入りの可能性を論じている。

 同記事を寄稿したアナリスト、タイラー・ヘンダーソン氏は「レンジャースのオフェンスに少なくともシーズン25~30本のホームランをもたらしてくれる」と、鈴木の打撃力を評価。さらに「ロックアウト終了後、比較的早くアメリカに渡る可能性があり、テキサス・レンジャーズは彼のリストの一番上に入りたいと思っているようだ」と、現在もレンジャースが鈴木獲得の意向であると示している。
  またヘンダーソン氏は、これまで米メディアでも伝えられてきたように鈴木のスキルに関して、攻守両面での能力を買っているようだ。

 鈴木の守備力について「2021年シーズン、守備では、270回のチャンスで3つのエラーをしただけで、守備率は.989だった」と、今季の守備機会での成績も振り返っており、さらに「レンジャーズにとっては、2010年初頭から必要とされていた左翼の穴埋めとなるだろう」と、レンジャースのウイークポイントを補填するためにも有効であると述べている。

 また記事では他に「スズキをアーリントンに連れて行くには何が必要だろうか」と続け、獲得の際の移籍金額にも触れており「ポスティングフィーの関係で最終的には6,500万ドル近くになるだろう」と予測。加えて、「テキサスは、過去にダルビッシュやアリハラを獲得したこともあり、この市場とよくつながっている」としてレンジャースと日本球団との関係性についても言及している。

構成●THE DIGEST編集部

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