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楽天復帰の田中将大にメジャーからのオファーがあった! しかし、役割は「クローザー」で本人は納得せずと現地報道<2021百選>

田中にはメジャーからのオファーがあったものの、その内容が……。(C)Getty Images
 2021年のスポーツ界における名場面を『THE DIGEST』のヒット記事で振り返る当企画。今回は、東北の地へ帰ってきた田中将大について。後に開かれた入団会見では、メジャーから「大きなオファーあった」と明かしていたが、はたしてそれはどのようなものだったのか。現地メディアが驚きの内容を報じた。

記事初掲載:2021年1月29日

――◆――◆――

 1月28日、田中将大と楽天が契約合意に達した。背番号「18」、9億円以上とも言われる日本歴代最高年俸で“神の子”が古巣に復帰するにあたり、球界が大いに沸いた。

 2020年オフのメジャーリーグのFA市場において、田中の評価は低くなかった。移籍情報を取り扱う『MLBトレード・ルーマーズ』が発表している恒例のFAランキングトップ50で、田中は全体10位にランクイン。3年3900万ドル(約41億円)でニューヨーク・ヤンキースとの再契約が予想されていたほどだ。

 しかし、コロナ禍が直撃して全球団の経営が大きく悪化。今もなお、多くの選手の去就が決まっていない状況が続いている。もっとも、トップ級の選手を中心に、契約の決まった選手に関しては、事前予想を上回る契約を手にしているのだが、どうやら田中には“納得”できる契約がなかったようだ。そして、それを象徴するような報道が現地メディアから出ている。
  ヤンキースとメッツをカバーする『SNYネットワーク』のアンド・マルティーノ記者は現地時間28日、田中の楽天復帰を受けて驚きの情報を伝えた。同氏は自身のツイッターを更新し、「マサヒロ・タナカは少なくともメジャー1球団から“クローザー”としてのオファーを受け取った」と投稿した。さらに続けて、「しかし、タナカはクローザーの役割について興味を示さなかった」という。

 田中はメジャーで174試合に登板し、1試合だけ調整でリリーフ登板しているものの、他はすべて先発。日本でも3セーブを記録しているが、それも胴上げ投手になるためなど、特殊な起用以外で先発以外の役割をこなしたことなどなかった。さらに言えば、田中の評価は「計算のできる先発3番手」というのが見解の一致するところだったわけだが、そこにきて“まさか”のクローザー起用である。確かに、田中がその役割を納得するというのは難しかったのかもしれない。

 実際、田中がどれだけの契約を提示されたのかは不明だが、先のランキングで想定された3年3900万ドル以下だったのは確実だろう。その点、古巣楽天は全面的に田中を支援してくれるのは間違いなく、そうした点も、田中が日本復帰を決めた理由かもしれない。

構成●THE DIGEST編集部

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