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「ちょっとしたサプライズ」“実績十分”ガルビスのソフトバンク入りの噂に米メディアが反応「彼だけにとどまらない」

通算109本塁打を誇るガルビス。今季もメジャーで104試合に出場した。(C) Getty Images
MLBでレギュラークラスの活躍を続けてきた大物のNPB移籍に、海外メディアも熱い視線を注いでいる。

先日、複数のメディアがソフトバンクの新助っ人候補にフレディ・ガルビスを挙げた。ガルビスはメジャー通算1102試合で966安打を放っている、32歳の遊撃手。今季はオリオールズ、フィリーズに所属し、計104試合に出場した。

移籍情報を報じる米サイト『MLB Trade Rumors』は、この移籍について「実現すれば、ちょっとしたサプライズとなるだろう」と評価。「あまり話題になっていなかったが、低コストの内野手を探すチームが関心を示すと予想されていた」と、意外な展開を驚きをもって伝えた。

現在、ロックアウトにより移籍交渉ができない状態が続くMLB。そのような不透明な情勢での来日は、選手にとってプラスに働く可能性もあるという。同メディアは以下のようにメリットを挙げた。

「もし、ホークスが複数年契約や年俸保証という形で、より安心できる条件を提示しているのであれば、ガルビスはロックアウトを完全に回避し、2022年に向けてフィールド上での準備にのみ集中することができる」
米放送局『CBS Sports』もこの契約に注目。「ベンチ入りするのに十分な活躍をしたガルビスの移籍は驚きである」と同じく予想外だとした一方で、このクラスの選手の海外移籍について、以下のように記述している。

「少なくとも今から労働争議が終わるまでの間に、仕事が保証された他の場所に移るメジャークラスの選手は、ガルビスだけではないだろう」

毎年、NPBのシーズンの行方を左右する助っ人の補強。ガルビスの獲得を含め、各球団の動向から引き続き目が離せない。

構成●THE DIGEST編集部

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