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高校球児を指導するイチローに米メディアが意外な反応!「彼は48歳だが、今でも2割7分を打てる」

選手育成に積極的なイチロー氏は、3日には千葉明徳高で指導した。(C)Getty Images
シアトル・マリナーズの会長付特別補佐兼インストラクターを務めるイチロー氏が11月29日、東京杉並区にある国学院久我山高校を訪れ、82人の野球部員に直接指導を行なった。この試みは昨年12月の智弁和歌山に続く、2校目となった。

事の発端は1月に、同校野球部の部員がイチロー氏に手紙を書き、練習のゲスト・インストラクターとして来てほしいと依頼したこと。その手紙からおよそ1年後、イチロー氏はサプライズで学校のグラウンドに現れた。日米通算3604試合に出場し、歴代最多4367安打を放ち、マリナーズの球団殿堂入りが決定したばかりのイチロー氏。そのイチロー氏が高校のグラウンドに現れたとあって、米メディアからも注目を浴びた。

この大物スターによる高校訪問はMLB公式メディアの『MLB.com』や『CBS Sports』などスポーツメディアのみならず、ライフスタイル系メディアの『BroBible』などにも取り上げられた。

イチロー氏は野球部員に走り方、走塁、バッティングの指導を行なった。バッティング練習では、始めるやいなや、通りの向こう側にあるビルに何本もホームランを叩き込み、ホームランショーを繰り広げた。それを見ていた球児たちからは「おー」「あー」という声が響き渡り、グラウンドは驚きと歓声に包まれた。
このイチロー氏の指導の様子について、米メディア『Barstool Sports』が反応。記事では、「彼は48歳だが、まだプレーできるように見える。彼はおそらく、ここ50年の間にメジャーで見た中で最高のバッターだ。あのふくらはぎを見て!彼はまだ完全に体が引き締まっている。もし彼が今プレーしていても、2割7分を打つことができると確信している」とイチロー氏が絶賛されている。

2019年に引退した後も多くの日米のメディアやファンの心を捉えて続けているイチロー氏は、正真正銘のレジェンドといえるだろう。

構成●THE DIGEST編集部

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