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エンジェルスがレッズの右腕カスティーヨにも興味。米移籍専門サイトが指摘「トレードの可能性を探っていても不思議ではない」

レッズのエース右腕として活躍するカスティーヨ。その存在にエンジェルスも興味を示しているようだ。(C)Getty Images
 来季のポストシーズン進出へ向けて、投手陣の強化を進めているロサンゼルス・エンジェルス。ここまでノア・シンダーガード、アーロン・ループと契約を結んでいるが、さらなる先発ローテーション候補の獲得にも乗り出しているようだ。

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 MLB公式のジョン・モロシ記者は現地時間11月28日、「エンジェルスと(シンシナティ・)レッズは、ルイス・カスティーヨに関するトレード交渉の予備段階に入っている」と公式Twitterで報告。「ただその対価はとても高く、現時点で両者は大きく離れている」という。

 メジャー5年目を終えた27歳のカスティーヨは今季、33登板(187回2/3)で8勝16敗、防御率3.98という戦績で終了した。この1年間でローテーションを守り切ってるだけに、もし獲得となればエンジェルスにとって大きな補強となるのは間違いないだろう。
  このニュースには、MLBの移籍情報を日夜発信している『MLB Trade Rumors』も反応を示しており、「ロサンゼルスがFA市場で投手を探していることを考えれば、トレードの可能性を探っていても不思議ではない」と言及。カスティーヨがエンジェルスに適している理由を分析している。

 エンジェルスのメリットとしては「ローテーションの中心として能力が明らかなこと」、「年俸調停のシステムを利用して、あと2年は手頃な価格で支配下に置けること」などを列挙し、「ロビー・レイやマックス・シャーザーといった一流選手と契約するよりもはるかに安いコストで済む」とも指摘した。

 今冬の移籍市場で積極的に動いているエンジェルス。はたして今後はどのような展開になっていくだろうか。

構成●THE DIGEST編集部

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