鈴木誠也の守備スキルを米メディアが高評価!欠点指摘も「喜んで見過ごすだろう」
メジャーリーグリーグ機構は現地11月21日、NPB・広島カープの鈴木誠也をポスティングでの移籍可能選手として公示すると、全30球団に伝えた。
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これにより現地12月22日まで、米球団は鈴木との交渉が可能となり、鈴木はいよいよメジャー移籍へ向け本格的に動いていくことになる。かねてより、アメリカ国内では鈴木のポスティングでの移籍が有力視されており、さらに報道も加速していくものとみられる。
米スポーツメディア『CBS SPORTS』では、鈴木のポスティングが行なわれるにあたり「セイヤ・スズキについて知っておくべきこと」という記事を掲載。記事の中では「スズキは質の高い選手、優秀な選手」など高く評価するフレーズが多くみられるほか、「日本のプロ野球で5度のオールスターに出場、.315/.415/.571のスラッシュラインを持つ均整のとれたプレーヤー」と綴り、NPB通算での打率・出塁率・長打率を用い、これまでの実績を強調している。
さらに、「腕力も強く、守備での活躍も期待」と選手としての能力を称し、唯一の欠点として「盗塁が得意ではないこと」を挙げているものの、「(獲得を目指す)チームは喜んでそれを見過ごすだろう」と、ユーモアを交えて伝えている。
記事の後半の「スズキを獲得すべきチームはどこ?」というトピックでは、マリナーズやレンジャース、ジャイアンツなどの球団名を記載しつつ、「ほとんどすべてのチームがスズキのような外野手を必要としている」と、移籍先の予想を述べている。
鈴木のMLB移籍が取り沙汰されて以降、米国内で連日のように伝えられており、日本人スラッガーへの関心は高まり続けている。興味深いのは、鈴木の打撃もさることながら、守備能力について報じられる内容が多いことだ。日本のプロ野球で計4度のゴールデングラブ受賞経験をもつ、鈴木のフィールディングに早くから注目が集まっていることも、メジャーでの活躍を待ち遠しくさせる理由の一つと言えるだろう。
構成●THE DIGEST編集部
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