【バドミントン】日本勢が3つのメダルを確定 山口茜は連覇まであと2つ
写真:山口茜(by How Foo Yeen/Getty Images)
26日、世界バドミントン選手権(於:東京体育館)の大会5日目は各種目の準々決勝が行われた。日本勢は4種目に5組が出場し、女子シングルスの山口茜(再春館製薬所)、女子ダブルスの永原和可那/松本麻佑(北都銀行)、渡辺勇大/東野有紗(BIPROGY)が勝利。銅メダル以上を確定させた。
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日本勢3組が4強入りでメダル確定
3大会連続メダル確定の渡辺勇大,東野有紗(Photo:Shi Tang/Getty)
女子シングルスで連覇を狙う山口茜は、カロリーナ・マリーン(スペイン)にストレート勝ち。2016年リオ五輪金メダリストで世界選手権3度優勝の強豪に対し、山口は、粘り強く戦い長いラリーを制した。準決勝では20歳のアン・セヨン(韓国、世界ランキング3位)と対戦する。
女子ダブルスでは永原和可那/松本麻佑(北都銀行)が前回2位の韓国ペアとの2-1の接戦を制し、4大会連続メダルを確定させた。志田千陽、松山奈未(再春館製薬所)は東京五輪銅メダルの韓国ペアに0―2で敗れ、メダル獲得はならなかった。
混合ダブルスでは東京五輪銅の渡辺勇大/東野有紗(BIPROGY)がマレーシアペアに圧巻のストレート勝ちで、世界選手権3大会連続のメダルを決めた。
男子ダブルスで連覇を目指した保木卓朗/小林優吾(トナミ運輸)ペアは、ともに身長180センチを超えるインドペアに1―2で敗れた。
日本選手の全試合結果と27日の準決勝対戦カードは以下の通り。
バドミントン世界選手権2022 8月26日 日本選手結果
男子ダブルス準々決勝
保木卓朗/小林優吾(トナミ運輸) 1-2 ◯シェティ/ランキレッディ(インド)
22−24/21−15/14−21
女子シングルス準々決勝
◯山口茜(再春館製薬所) 2-0 C.マリーン(スペイン)
21−17/21−17
女子ダブルス準々決勝
志田千陽,松山奈未(撮影: Toru Hanai)
志田千陽/松山奈未(再春館製薬所) 0-2 ◯コン・ヒヨン/キム・ソヨン(韓国)
16−21/15−21
◯松本麻佑/永原和可那(北都銀行) 2-1 シン・ソンチャン/イ・ソヒ(韓国)
21−13/19−21/21−12
混合ダブルス3回戦
◯渡辺勇大/東野有紗(BIPROGY) 2-0 S.ゴー/S.ライ(マレーシア)
21-17/21−13
バドミントン世界選手権2022 8月27日 日本選手の試合予定
女子シングルス準決勝
山口茜 − アン・セヨン(韓国)
女子ダブルス準決勝
松本麻佑/永原和可那-陳清晨/賈一凡(中国)
混合ダブルス準決勝
渡辺勇大/東野有紗 – I.ヘルトリヒ/M.ラムスフス(ドイツ)
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