
多くのスポーツでは試合と試合の間に休憩時間が設けられますが、バドミントンにおいても休憩時間は存在します。それがインターバルと呼ばれる時間です。インターバルにはルールが定められており、ルールを破ると最悪の場合失格になってしまうため、しっかりとルールを把握しておくことが大切です。そこで本記事はバドミントンのインターバルの競技規則や時間を超えた場合などのルールについて詳しく解説します。
バドミントンのインターバルとは?
そもそもスポーツにおける「インターバル」とは、試合の間にある休憩時間や間隔をおくことを指します。そのため、バドミントンにおけるインターバルについても試合中の休憩(間隔)時間のことを指し、決められた時間に限りプレイを中断して休憩することが許されているのです。
バドミントンのインターバルの競技規則は?
バドミントンのインターバルについては、「第16条 プレーの継続、不品行な振舞い、罰則」の第2項にて以下のように定められています。
(1)すべてのゲーム中に、一方のサイドのスコアが11点になったとき、60秒を超えないインターバルを認める。
(2)第1ゲームと第2ゲームの間、 第2ゲームと第3ゲームの間に120秒を超えないインターバルを認める。
〈テレビ放映のマッチ(試合)ではレフェリー(競技役員長)がマッチ(試合)の前に、本条第2項のようなインターバルが必要か、またその時間についての指示を出す〉
このように、日本バドミントン協会が定める競技規則には条件を満たすことでインターバルを取ることが認められていますが、ジュニア大会や中学高校の地区大会などにおいては日本バドミントン協会の企業議規則がすべて適用されるわけではありませんので、インターバルがない大会もあることを覚えておきましょう。
バドミントンのインターバル中にできること
バドミントンのインターバルは60秒、もしくは120秒が一般的ですが、この時間の中ではさまざまなことが認められています。例えば、監督・コーチからのアドバイスを受けることはもちろん、トイレに行ったり、水分補給を行ったり、場合によっては体育館内の自動販売機に飲み物を買いに行くことも可能です。
そのため、事前にインターバル中にどのようなことをするのかを決めておくことは非常に大切となります。
バドミントンのインターバルで時間を超えたら?
先ほどもお伝えした通り、バドミントンのインターバルは一般的に60秒もしくは120秒ですが、これらの定められた時間内にコートに選手が戻らなかった場合は、失格となってしまい、試合に敗北となってしまいます。コートのそばにいる場合は審判やコーチなどもいるため失格になることはありませんが、体育館内から出て着替えに行ったり、自動販売機に飲み物を買いに行くなど、コートから離れる場合はしっかりと時間を管理できるようにしてから行いましょう。
大会の規模によってはインターバルの時間を少し超えたとしても失格にならないこともありますが、相手選手にも迷惑がかかってしまうため、インターバルの時間は厳守することが基本です。
まとめ
本記事はバドミントンのインターバルの競技規則や時間を超えた場合などのルールについて詳しく解説しました。インターバルは戦術を練ることや気持ちを切り替えるためにも非常に重要な時間となりますので、しっかりと時間を守って有意義な時間を過ごすことが大切です。ぜひ本記事を参考にしてバドミントンのインターバルについて理解してみてください。
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