バドミントンで中国選手はなぜ試合中にうるさいと言われるのか?
オリンピック競技としても人気の高いバドミントンですが、テレビ放送などをみていてこのようなことを感じたことはありませんか?
「中国人選手がうるさいように感じる」
「バドミントンの試合中に罵声が飛んでいる感じがする」
「試合中にうるさいのはルール的に問題ないの?」
本記事では、バドミントンの中国選手がうるさいと言われる理由とルール的に問題ないのかということについて解説していきます。
バドミントンの中国人選手はうるさいのか?
結論から申し上げますと、バドミントンの試合で中国人選手がうるさいと言われることも多いですが、決して中国人選手だけがうるさいのではなく、決勝戦やライバルチームとの試合など、白熱してヒートアップする試合では度々選手が大声をあげて喜んだりするシーンが見られます。
つまり、バドミントンの試合では選手の国籍に関わらずうるさいと感じる試合が存在するのです。
とはいえ、日本人対決の試合などを見ていると、日本人選手は相手チームを大きな声で煽ったり、喜びを爆発させて大声を出すシーンはあまり見られませんので、日本人が海外のバドミントンの試合をみるとうるさいと感じることも多いと推測することもできます。
中国選手の発言が問題視されたこともある
先ほどお伝えした通り、バドミントンの試合では中国人選手だけがうるさいのではなく、試合によってうるさくなる傾向にあります。
しかし、東京オリンピックでは中国人選手の試合中の罵声が問題視されていると各メディアが報じました。
その内容とは、2023年5月27日現在バドミントン女子ダブルスで世界ランキング1位の陳清晨/賈一凡ペアが東京オリンピックに出場し、1次リーグの韓国ペアと試合をしているなかで、陳清晨選手がいわゆる「Fワード」を連呼していたとSNSで話題になったのです。
しかし、発言をした陳清晨選手は「発音が悪かった」と罵声を飛ばしていないと完全否定をし、オリンピック協会などからのお咎めもなしとなっています。
バドミントンの競技規定的にうるさいのは問題ないのか?
テニスやゴルフなどの競技では、観客や選手はうるさくしないことが競技規定で定められていますが、バドミントンには選手の発言や観客の発言に関して明確な競技規定がないため、ルール的にはうるさくしても問題はありません。
とはいえ、世界バドミントン連盟は出場する選手に対して「あらゆる言語について、一般に知られ、理解される冒とく的または下品な言葉を言い、審判や観客に聞こえるほどはっきりと大声で言うこと」と行動規範が定められていますので、どんな発言でもしていいということではないです。
しかし、競技規定で明確に定められていない以上、バドミントンの試合中に感情を爆発させて騒がしく喜んだり相手を煽ったりするだけでは競技規定違反になる可能性は低いため、問題視されることは少ないでしょう。
まとめ
本記事では、バドミントンの中国選手がうるさいと言われる理由とルール的に問題ないのかということについて解説していきました。
東京オリンピックで中国選手の罵声がSNSやマスメディアで拡散されたこともあり、私たちのイメージでは「中国選手はうるさい」と思ってしまいますが、実は中国選手だけがうるさいというわけではありません。
また、競技規定でもうるさくしてはいけないという明確なルールはありませんので、これからもバドミントンの試合をうるさく感じてしまうこともあるかもしれません。
ぜひ本記事を参考にして、バドミントンの白熱した試合も楽しめるように競技規定などをチェックしてみてください。
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