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要注意!バドミントンで多くみられる怪我の種類を解説

バドミントンの怪我についてこのようなお悩みはありませんか?

「バドミントンではどんな怪我の危険性がある?」
「バドミントンで怪我をしたらどうすればいい?」

本記事では、バドミントンで起きやすい怪我の種類と対処法について解説していきます。

バドミントンで多くみられる怪我の種類

ドミントンで多くみられる怪我の種類は下記の6つです。

・膝前十字靭帯損傷
・捻挫
・アキレス腱炎
・オスグッド
・肉ばなれ
・目の怪我

それぞれの怪我について詳しく解説していきます。

1.膝前十字靭帯損傷

膝前十字靭帯損傷とは、膝周りの靭帯が損傷してしまう怪我です。

膝前十字靭帯の損傷だけであれば安静にすることで治療することができますが、膝前十字靭帯が断裂してしまうと安静にしているだけでは直すことができず、手術が必要になる場合が多くなります。

膝前十字靭帯にダメージを与えてしまうタイミングとしてはスマッシュ時などに前足を踏み込んだときや相手のスマッシュを拾うときに足を踏み込むときなどですので、正しいフォームでプレイすることが大切です。

2.捻挫

バドミントンでは、足首の捻挫と足関節の捻挫、膝周辺の捻挫が特に多くなっています。

いずれの捻挫もムリな体勢でシャトルを拾ったときや着地に失敗したときなどに、本来ひねることのない位置まで足首や膝などをひねってしまうことによって捻挫が引き起こされてしまうのです。

捻挫の痛みはさまざまで、場合によってそのままプレイを続行できる痛みである場合もありますが、無理をしてしまうと捻挫がクセになってしまい足首の固定が弱くなってしまうこともありますので、痛みや違和感を感じたときはアイシングなどで応急処置をして医師に相談しましょう。

3.アキレス腱炎

アキレス腱炎は、スマッシュの着地やラリーの踏み込み、シャトルを拾うときの踏み込みなど、バドミントンをプレイしていると常に負担を抱えることにあるアキレス腱の炎症です。

アキレス腱の炎症だけであればすぐに治療することができますが、最悪の場合アキレス腱断裂になってしまい選手生命の危機になってしまうこともありますので、アキレス腱に異常を感じたらすぐに医師に相談しましょう。

4.オスグッド

オスグッドは、バドミントンに限らずスポーツ全般において成長期である学生などに多くみられる膝下の痛みです。

オスグッドは膝に負担がかかることで、脛骨粗面と呼ばれる膝下の出っ張りの部分に痛みを感じます。

バドミントンは室内競技ですので、膝への負担が地面に逃げにくいため、オスグッドになる可能性も高いのです。

5.肉ばなれ

肉ばなれとは、ももやふくらはぎなどの筋肉が切れたり裂けたりすることによって、筋肉周辺が炎症や内出血を起こしてしまう怪我のことです。

バドミントンにおいては太ももやふくらはぎなどの肉ばなれが多くなっています。

肉ばなれの症状は軽いものから重いものまでさまざまですが、軽度の肉ばなれでも無理をしてしまうと重症になってしまうため、少しでも筋肉に違和感を感じたらプレイを中止して安静にすることが大切です。

6.目の怪我

バドミントンは世界最速の球技と言われている通り、スマッシュから放たれるシャトルの速度が早いため、顔付近に飛んできてしまうと反射神経では避けられないこともあります。

顔の目以外にシャトルが当たってしまう場合は重症にはなりにくいですが、目に当たってしまった場合は角膜や結膜などを傷付けてしまう恐れがあるのです。

万が一シャトルが目に当たってしまった場合はすぐにアイシングをして医師に相談しましょう。

まとめ

本記事では、バドミントンで起きやすい怪我の種類と対処法について解説していきました。

バドミントンはプレイヤー同士の接触がない競技ですが、特に下半身の負担が大きい競技になりますので、ストレッチやトレーニングなどをしっかりとおこない怪我をしにくいカラダ作りをしていきましょう。

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