
バドミントンのダブルスの基本的なフォーメーションや上手くなるコツは?
バドミントンのダブルスについてこのようなお悩みはありませんか?
「そもそもダブルスとシングルスの大きな違いは?」
「ダブルスの基本的なフォーメーションは?」
本記事ではバドミントンのダブルスについて、シングルスとの大きな違いや基本的なフォーメーション、コツについて解説していきます。
バドミントンのダブルスとシングルの違い
バドミントンのダブルスとシングルスは、最大3セット中21点先取のゲーム数を2ゲーム獲得した方が勝利という基本的なルールは共通ですが、横長のシングルスに比べてダブルスのコートはやや横に広いコートを使用するというコートの広さの違いや、1チームのプレイヤーが2人になるため戦略やポジションがシングルスに比べて複雑になるという違いがあるのです。
中でもダブルスの戦略やポジションについては、初心者であればかなり苦戦するポイントのひとつとなっており、「前衛」と「後衛」の2つのポジションが攻撃のタイミングと守りのタイミングでフォーメーションが入れ替わるため、チームでコミュニケーションをとってスムーズにローテーションすることが大切になります。
バドミントンのダブルスの基本的なフォーメーション
バドミントンのダブルスにおいて、まず押さえておきたい基本的なフォーメーションは下記の2つです。
・トップアンドバック
・サイドバイサイド
それぞれのフォーメーションについて詳しく解説していきます。
1.トップアンドバック
トップアンドバックとは、ダブルスのペアが前後にポジショニングするフォーメーションとなっており、自チームが攻撃しているときに使用されます。
このときコートの前でポジショニングしている選手を「前衛」といい、前衛はネット付近で相手からのミスショットや弱い打ち返しを待って得点を狙いに行くポジションです。
一方でコートの後方でポジショニングしている選手を「後衛」といい、主に前衛が得点を狙いやすいショットを誘発するためにスマッシュやラリーを続けていくため、試合の展開力や状況判断力も求められます。
このように、バドミントンのダブルスで一般的に使用されるトップアンドバックでは、選手がそれぞれ前衛と後衛に別れてポジショニングをおこない、攻撃の主導権を握っていくのです。
2.サイドバイサイド
サイドバイサイドとは、ダブルスのペアが横並びにポジショニングをして相手からの攻撃を防ぐために使用されるフォーメーションです。
守備のフォーメーションとなるため、相手からのスマッシュに対して根気強く耐える必要がありますが、相手のミスなどにより自分達が攻めるチャンスがあるのであれば、すぐにトップアンドトップのフォーメーションに変更する準備をしておくことも大切になります。
バドミントンのダブルスを上手におこなうコツ
バドミントンダブルスを上手におこなうコツは下記の2つです。
・しっかりとコミュニケーションをとる
・フォーメーションごとの役割を理解する
それぞれのコツについて詳しく解説していきます。
1.しっかりとコミュニケーションをとる
バドミントンのダブルスはチーム競技となるため、パートナーとしっかりとコミュニケーションを取ることが非常に大切になります。
試合中の声かけはもちろん、普段の練習からお互いが考えていることやもっとこうして欲しいなどを話し合うようにしましょう。
しっかりとコミュニケーションを取ることで、感覚的にパートナーが考えていることがわかるようになり、ローテーションするタイミングも合うようになります。
2.フォーメーションごとの役割を理解する
先ほどもお伝えした通り、バドミントンのダブルスにはフォーメーションがあるため、しっかりとフォーメーションごとの自分の役割を理解することが大切です。
もちろん、「攻撃」「守備」という大きな役割の違いを理解することはもちろん、どのようにすれば理想的な攻撃・守備をすることができるか、などの深い部分まで考えるようにしましょう。
まとめ
本記事ではバドミントンのダブルスについて、シングルスとの大きな違いや基本的なフォーメーション、コツについて解説していきました。
バドミントンのダブルスはシングルスとは違った難しさや面白さがありますので、ぜひパートナーとともに練習してみてください。
Follow @ssn_supersports