バドミントンの基本ルール「フォルト」とは?
バドミントンのルールについてこのようなお悩みはありませんか?
「フォルトってよく聞くけど、どんなルール?」
「どんな状況でフォルトになる?」
バドミントンには「フォルト」という反則を指す用語がありますが、さまざまな反則の状況がフォルトに該当するため、しっかりとフォルトとはどのようなルールなのかについて知っておくことが大切です。
そこで、本記事ではバドミントンの基本ルールである「フォルト」について詳しくご紹介していきます。
バドミントンの基本ルール「フォルト」とは?
バドミントンにおける「フォルト」とは、バドミントン上での反則行為のことを指します。
試合中にフォルトをおこなってしまうと、相手に得点が入り、サービス権も相手側に移行してしまうのです。
また、悪質なフォルトや故意的なフォルトなどは、試合中のペナルティにとどまらず、試合自体が反則負けになってしまうこともあるため、どのようなプレイがフォルトになるのかを押さえておくことが非常に大切になります。
バドミントンのフォルトに該当する反則とは?
バドミントンのフォルトは下記の4つに分けることができます。
・サービスが正しくない場合のフォルト
・サービス時のシャトルにおけるフォルト
・プレイ中のシャトルにおけるフォルト
・プレイ中のプレイヤーにおけるフォルト
それぞれのフォルトについて詳しくご紹介していきます。
サービスが正しくない場合のフォルト
バドミントンには「サーブを打つ瞬間にシャトルの向きが下向きになっていなければならない」ルールがありますが、これに違反してしまうとフォルトになってしまいます。
サービス時のシャトルにおけるフォルト
サービス時のシャトルにおけるフォルトに該当する行為は下記の通りです。
・シャトルがネットの上に乗ったとき
・シャトルがネットを越えた後、ネットにひっかかったとき
・シャトルがレシーバーのパートナーによって打たれたとき
偶然が重ならないと起こらないようなフォルトばかりですが、可能性は0ではありませんので、念の為覚えておきましょう。
プレイ中のシャトルにおけるフォルト
プレイ中のシャトルにおけるフォルトは下記の通りです。
・コートの境界線の外に落ちたとき
・両ポスト間のネットの上を越えなかったとき
・天井または壁に触れたとき
・プレーヤーの身体または着衣に触れたとき
・コート外の物または人に触れたとき
・1回のストロークで、ラケット上に捕えられ保持されて、振り投げられたとき
・同じプレーヤーによって2回連続して打たれたとき
・プレーヤーとそのパートナーによって連続して打たれたとき
・プレーヤーのラケットに触れて、相手コートに向かって飛ばなかったとき
バドミントンのフォルトの中でも、コート外にシャトルが落ちることがとても多いですが、境界線上の場合はフォルトではないことを覚えておきましょう。
プレイ中のプレイヤーにおけるフォルト
プレイ中のプレイヤーにおけるフォルトは下記の通りです。
・ラケット、身体または着衣で、ネットまたはその支持物に触れたとき
・ラケットまたは身体で、ネットの上を越えて、少しでも相手のコートを侵したとき。また、インプレーで、ラケットとシャトルとの最初の接触点が、ネットより打者側でなかったとき。
・ラケットまたは身体で、ネットの下から、相手のコートを侵し、著しく相手を妨害したり、相手の注意をそらしたとき
・相手を妨害したとき、すなわち、ネットを越えたシャトルを追う相手の正当なストロークを妨げたとき
・プレーヤーが大声や身振りなどの動作をして、故意に相手の注意をそらしたとき
ネットを超えて相手のコートに入ってしまうことはフォルトですが、シャトルを打った後に相手コートに身体が入ってしまうことに限りフォルトには該当しないことを覚えておきましょう。
まとめ
本記事ではバドミントンの基本ルールである「フォルト」について詳しくご紹介していきます。
バドミントンにおける「フォルト」は基本的なルールのひとつですが、経験者でも意外と知らないフォルトもありますので、本記事を参考にしてフォルトについて確認しておきましょう。
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