ついに鎌田の去就が決定的に!セリエAのラツィオに2年契約+オプション1年で加入か
鎌田大地(Photo by Masashi Hara/Getty Images)
8月3日、フリートランスファーとなっていた日本代表MF鎌田大地がセリエAのラツィオと口頭合意したと『Sky Sport Italia』が報じた。
ACミランとの契約が破談になり移籍先が決まらない状況が続いたが、ようやく袖を通すユニフォームが決まるようだ。
契約期間は2年で、1年間の延長オプション付きという条件となっている。
年俸は300万ユーロ(約4億7000万円)+ボーナスで、早ければ3日中に正式なサインを交わすと見られている。
ラツィオはセリエA優勝を目指せる強豪クラブであり今季はCLにも出場
ラツィオはセリエAの優勝こそ1999-2000シーズン以来ないものの、常にセリエAの上位に食い込んでおり、2000年以降5回もコパ・イタリアを優勝している。
昨季はインテルやACミランを押しのけ2位でフィニッシュしており、今季はCLにも出場する。
CLではポッド3となっていることから、決勝トーナメント進出への道は簡単ではないが、ポッド1とポッド2のセビージャやベンフィカ、フェイエノールト、ライプツィヒ、ポルトなどのクラブと同グループになることができれば、十分に決勝トーナメント進出の可能性もあるだろう。
キャプテンのチーロ・インモービレや左WGマッティア・ザッカーニ、右WGのカンチェッリエーリ、MFダニーロ・カタルディ、右SBマヌエル・ラッザリ、CBのアレッシオ・ロマニョーリ、GKのイバン・プロべデルなどイタリア代表メンバーも多く在籍している。
その他にも、右WGのブラジル代表フェリペ・アンデルソン、スペイン代表MFルイス・アルベルトなど強豪国の代表選手も在籍している。
基本フォーメーションは4-3-3で、鎌田はインサイドハーフの2枚のうちどちらかで出場することになるだろう。
ルイス・アルベルトは背番号10を付けチームの中心であるためスタメンはほぼ確定だが、昨季スタメンだったミリンコビッチ=サビッチがアル・ヒラルへ移籍したため、鎌田がレギュラーの座を掴む可能性も十分にある。
クロアチア代表のトマ・バシッチやウルグアイ代表のマティアス・ベシーノなどライバルも多いが、全く出場機会がないといった事態には陥らないだろう。
ラツィオは強豪クラブではあるが決してメガクラブではないため、期待していたファンは若干がっかりするかもしれないが、十分にステップアップ移籍となったと言えるだろう。
開幕戦は8月21日にアウェーでレッチェとの対戦となる。
すでに開幕まで3週間を切っているため、完全にフィットすることは難しいかもしれないが、なるべく早く契約を済ませチームに合流してもらいたいものだ。
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