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“怪物の娘”が金字塔樹立へ シーズン最多イーグルなるか【上期スタッツ振り返り】

“怪物の娘”川岸史果がイーグル数ダントツトップに立っている。(撮影:鈴木祥)

国内女子ツアーは「ミネベアミツミ レディス 北海道新聞カップ」で今季19試合が終了し、全38試合のうち半分を消化。来週の「大東建託・いい部屋ネットレディス」から後半戦へと突入する。スタッツをもとにして、前半戦で活躍した選手たちにスポットライトを当てる。今回は『イーグル数』。

圧倒的飛距離を誇った“怪物”のDNAだ。ツアー通算6勝の川岸良兼を父に持つ川岸史果が、今季は存在感を放っている。ここまでイーグル数で全体1位に立っているが、その数はなんと『8個』。ツアー記録を大幅に塗り替えるペースだ。

現在のツアー最多記録は勝みなみがマークした『13個』。ただし、これはコロナ過で統合となった2020-21シーズン(52試合)に記録したもの。38試合の今シーズンで川岸が更新するとなれば、まさに偉業というほかない。

2017年にツアー初優勝を挙げて以来、タイトルから遠ざかっていた川岸だが、今年「リシャール・ミル ヨネックスレディス」で復活V。父親譲りの飛距離を武器に、強気にピンを狙うスタイルでトップ10入り9回と常に上位を賑わせている。後半戦でも“イーグル量産体勢”で次なる勝利をつかみにいく。

【イーグル数 トップ10】
1位:川岸史果(8個)
2位:穴井詩(4個)
2位:神谷そら(4個)
2位:笠りつ子(4個)
2位:渡邉彩香(4個)
6位:藤田さいき(3個)
6位:鈴木愛(3個)
6位:申ジエ(3個)
6位:桑木志帆(3個)ほか7人

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