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「10代最後に大きな壁を越えた」張本智和が2連覇 同世代対決制した大島祐哉、3位入賞<卓球・Tリーグ NOJIMA CUP2023>

Tリーグ NOJIMA CUP2023 日程:6月17日~18日 場所:東洋大学赤羽台キャンパス HELSPO HUB-3アリーナ>

6月17日から開幕したTリーグNOJIMA CUP2023。18日には男女シングルス決勝までが行われ、チャンピオンが決定した。

張本智和が連覇

男子シングルス決勝では、張本智和琉球アスティーダ)と戸上隼輔(明治大)の対戦カードとなった。

張本は準々決勝では有延大夢(琉球アスティーダ)にゲームカウント1-3と追い込まれるも逆転で勝利。準決勝では全日本選手権2019大会以来の再戦となった大島祐哉木下マイスター東京)との一戦を4-0で制し、決勝に進出した。

写真:有延大夢(琉球アスティーダ)/撮影:ラリーズ編集部
写真:有延大夢(琉球アスティーダ)/撮影:ラリーズ編集部

対する戸上は準々決勝で吉村和弘(琉球アスティーダ)、準決勝では吉村真晴(琉球アスティーダ)にそれぞれ4-1で勝利し、決勝に進んだ。

写真:吉村真晴(琉球アスティーダ)/撮影:ラリーズ編集部
写真:吉村真晴(琉球アスティーダ)/撮影:ラリーズ編集部

全日本選手権や五輪選考会の決勝で幾度となく激戦を繰り広げている戸上と張本の対戦は、この試合も激闘となった。張本が強烈な両ハンドでゲームを奪うと、それを上回る攻撃力を見せ戸上がゲームを奪い返す。

写真:戸上隼輔(明治大)/撮影:ラリーズ編集部
写真:戸上隼輔(明治大)/撮影:ラリーズ編集部

互いに1ゲームを取り合う展開となり、勝負は最終ゲームへ。最終ゲームでは攻撃力で上回った張本が、11-5でこのゲームを制し、Tリーグ個人戦連覇を決めた。

写真:張本智和(琉球アスティーダ)/提供:T.LEAGUE/アフロスポーツ
写真:張本智和(琉球アスティーダ)/提供:T.LEAGUE/アフロスポーツ

試合後、張本は「10代最後の試合で、大きな壁を乗り越えることができた」と激戦を振り返った。

また3位決定戦では、吉村真晴と大島祐哉が対戦。お互い手の内を知り尽くした両者の対戦は、抜群のフットワークでフォアドライブを叩き込んだ大島がゲームカウント4-1で勝利。同世代対決を制し3位入賞を決めた。

写真:大島祐哉(木下マイスター東京)/撮影:ラリーズ編集部
写真:大島祐哉(木下マイスター東京)/撮影:ラリーズ編集部

試合結果は以下の通り。

男子シングルス準々決勝

○戸上隼輔(明治大)4-1 吉村和弘(琉球アスティーダ)

濵田一輝(琉球アスティーダ)2-4 吉村真晴(琉球アスティーダ)○

森薗政崇(静岡ジェード)2-4 大島祐哉(木下マイスター東京)○

有延大夢(琉球アスティーダ)3-4 張本智和 (琉球アスティーダ)○

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