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渋野日向子は『8』、古江彩佳は『27』 日本勢が“背番号”に込めた想いとは?

渋野日向子の背番号8。ラッキーナンバーとする理由は?(撮影:南しずか)

<ハンファ・ライフプラス インターナショナル・クラウン 事前情報◇3日◇TPCハーディングパーク(米カリフォルニア州)◇6550ヤード・パー72>

5年ぶりに開催される国別対抗戦では、各国がおそろいのウエアで参戦。日本は桜を思わせるピンク色だが、その背中にはそれぞれの名前とともに希望した“背番号”がプリントされている。

前回大会では見られなかった取り組みだが、チームジャパンで唯一の大会経験者、畑岡奈紗は『1』を選択。「誕生月が1月で(13日生まれ)、一番にもなりたいし、(今大会の)自分の入場曲が『イチバン』という曲。『1』に通ずるものが多かった」と説明した。「みんなで勝って一番になりたい」と、今大会でのクラウン戴冠にも想いを込める。

初日に畑岡とペアを組む渋野日向子は『8』。「ラッキーナンバーなので。あとは末広がり。誕生日(11月15日)の数字を足したら『8』になる」。1+1+1+5=8という考え方には、納得させられる。ちなみに、渋野はソフトボール経験者。背番号はポジションを意味することもあるが…8はセンターの番号で渋野はピッチャーだった。そういう意味では、“エースナンバー”は畑岡ということになる。

古江彩佳は『27』。「誕生日が27日(5月)」とファンなら分かるであろう理由と、「パー36のハーフに限るけど、全部バーディを獲ったら27になる。自分のボールの番号も27」という“こだわり”のラッキーナンバーを明かした。

そして『3』を選んだ笹生優花はというと「特に意味はないです」とキッパリ。これには横に並んでいた渋野から「ないんかーい(笑)」、畑岡から「この流れで?(笑)」と突っ込まれたが、なんとも笹生らしい。それでも「背番号をつけるのって格好いいと思って。バスケットボールや野球、NFL(アメリカンフットボール)にはみんなついてるけど、ゴルフにはない。背番号をつける感じを楽しめたら」とうれしそうに話した。(文・笠井あかり)

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