松山英樹、首痛が完治せず次週のウェルズ・ファーゴ選手権を欠場へ
今季メジャー初戦の「マスターズ」(4月6~9日)を16位で終えた松山英樹は現地時間28日、次週のPGAツアー、「ウェルズ・ファーゴ選手権」(5月4~7日・ノースカロライナ州)の欠場を発表した。
「次週のウェルズ・ファーゴ選手権を欠場しなければならないことはとても残念です。マスターズ以降は日本に帰国し首痛の治療を続けてきたが、残念ながら試合を戦えるところにまで復調していない。ウェルズ・ファーゴとシャーロットのファンにとても感謝し、次戦をとても楽しみにしている」とPGAツアーを通じてコメントした。
ウェルズ・ファーゴ選手権は賞金総額2000万ドル(約27億円)で今季の格上げ大会の一つ。トップ選手は、理由なく格上げ大会を欠場できるのは1大会だけ。2大会以上の欠場はPIP(プレーヤー・インパクト・プログラム)のボーナス獲得ができなくなると規定されている。松山が格上げ大会を欠場するのは、マスターズ翌週の「RBCヘリテージ」に続く2大会目だが、ケガなどの場合はその規定から除外される可能性もある。
今大会には世界ランキング1位のジョン・ラーム(スペイン)、2位のスコッティ・シェフラー(米国)が1試合目の格上げ大会の欠場。一方、すでに2大会の格上げ大会を欠場している世界ランキング3位のローリー・マキロイ(北アイルランド)は参戦。生涯グランドスラム達成を目指したマスターズで予選落ちに喫した以降の復帰戦となる。(文・武川玲子=米子在住)
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