写真：ケビン・デ・ブライネ（提供：ロイター/アフロ）
4月26日、プレミアリーグ第33節「マンチェスター・シティ対アーセナル」の一戦が行われ、4-1でマンチェスター・シティが勝利した。
首位決戦となったビッグゲームを制したシティは、デ・ブライネが2ゴール1アシストと大活躍。
この勝利でアーセナルに勝ち点差2と迫ったが、シティはアーセナルよりも消化試合が2試合少ないため、優勝の可能性が非常に高くなった。
世界最高のMFデ・ブライネが大爆発
2月15日に行われた直接対決でもゴールを決めたデ・ブライネが、またしてもアーセナルからゴールを奪った。
しかも、今回は2ゴール、さらに1アシストも記録した。
前半7分、ハーランドが上手くボールを収め、デブライネにパスをする。
スピードに乗ったドリブルでエリア手前まで進むと、まだ距離はあったものの右足一閃。
ニアサイドにスピード、コース共に完璧なシュートを放ち、シティに先制点をもたらした。
インサイド気味に打ってあのボールスピードを出せるのは、世界広しといえどもデ・ブライネぐらいだろう。
ストーンズのゴール（デブライネはFKからこのゴールをアシスト）で突き放し、2-0出迎えた54分、またしてもデブライネが魅せる。
デ・ブライネはエリア内でハーランドからのパスを受けると、冷静にアーセナルのロドリの股の間を抜くシュートを放つ。
またしてもインサイドでゴールに流し込んだのだ。
「世界最高のMFは誰？」
こんな質問を世界中のサッカーファンにしたならば、おそらくデ・ブライネの名前を挙げる人はとても多いことだろう。
この試合のゴールとアシストを含めると、今季公式戦11ゴール24アシストとなった。
中盤での組み立てに関与しながらも、得点に直結するプレーも非常に多いため、デブライネがピッチにいるいないでチームのレベルが大きく変わるほどだ。
3冠達成も見えてきたマンチェスター・シティ
最後はこの試合決定機を外し続けたハーランドがゴールを決めてアーセナルに4-1と大勝したシティ。
首位決戦に勝利したことで、一気にプレミア連覇の可能性が高まったと言えるだろう。
さらにFA杯も決勝まで勝ち進んでおり、CLでも準決勝に勝ち上がっている。
滅多に実現できない「3冠達成」も現実的に見えてきたと言える。
過密日程が続くが、デ・ブライネとハーランドを中心としてシーズン序盤よりもチームはまとまってきているため、グアルディオラ監督ならば上手に選手をローテーションさせながら勝利を重ねていくことだろう。
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