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久保建英が華麗なドリブルで逆転弾の基点に、ソシエダは来季のCL出場権へ貴重な勝ち点3を獲得

写真:久保建英(提供:ムツ・カワモリ/アフロ)
4月22日、ラ・リーガ第30節「レアル・ソシエダ対バジェカノ」の一戦が行われ、2-1でレアル・ソシエダが勝利した。

日本代表MF久保建英はこの試合ベンチスタートとなり、61分から途中出場となった。

久保は途中出場ながら逆転弾の基点となる素晴らしいドリブルを披露するなど、ソシエダの勝利に貢献した。

ソシエダは先制を許し嫌な展開もヘディング2発で逆転勝利

絶対に負けられないこの試合の2トップにアルグアシル監督が選んだのは、オヤルサバルとセルロートだった。

久保は悔しいベンチスタートとなった。

前半はお互い決め手を欠き0-0で後半へ突入。

来季のCL(チャンピオンズリーグ)出場権獲得のためになんとしても勝ち点3が欲しいレアル・ソシエダだったが、55分にバジェカノに先制点を奪われてしまう。

パチェコのトラップミスをイシ・パラソンが見逃さずカットし、そのままシュートまで持ち込みゴールを奪ったのだ。

しかし、すかさずソシエダも同点に追いつく。

59分、ムニョスのクロスをセルロートがヘディングで合わせてゴールネットを揺らした。

81分、ついにソシエダが逆転する。

久保が華麗なドリブルで3人をかわし左サイドに展開。

最後はムニョスのクロスをカルロス・フェルナンデスがヘッドで得点を挙げた。

このゴールが決勝点となり勝利を挙げたソシエダは、CL出場権である4位確保に向けて貴重な勝ち点3を獲得した。

同日に5位のベティスがオサスナに敗れたため、非常に大きな勝利であると言えるだろう。

久保はスタメンは外れるもプレーのキレは抜群

久保が見せたソシエダの2点目の基点となった80分のドリブルは、まさにワールドクラスのプレーだった。

右サイドのタッチライン際で抜群のファーストタッチで相手DFを一瞬でかわすと、2人目、3人目と小刻みなステップでかわしていく。

攻撃のリズムを作ったことで、チーム全体を押し上げ、得点へと繋げたのだ。

その後もボールを持てばキレのあるプレーで攻撃を活性化させた。

オヤルサバルやセルロートなど素晴らしいFWが揃っているため安泰ではないが、確実にソシエダでも別格のプレーを見せている。

4月25日のベティスとの大一番には、きっとスタメン出場し大暴れしてくれるはずだ。

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