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日本ツアーのムードメーカー中西直人 「関西オープン」を振り返り心情を吐露

明るいキャラクターでファンにも優しく接する中西直人(撮影:福田文平)

中西直人にとって「関西オープン」は今季開幕戦。意気揚々と4日間の戦いに挑んだが、本来のプレーは影を潜め54位タイという成績に終わった。17日に更新されたインスタグラムで「関西オープンでは蝉川泰果プロが、プロ初優勝で幕が閉じました」と書き出し、続けて「まず、この雨の中開催出来たこと。今大会に関わって下さいました全ての関係者の皆様に感謝いたします」と、御礼のコメントを書いた中西。

「そしてタイガ!優勝本当におめでとう。なかなか帰ってこなくておめでとうが言えなかった。本当におめでとう。圧巻のプレーでした!」と、優勝した蝉川泰果選手へのお祝いのメッセージを送った。一方で「あっかん違いで僕は、あかん方のプレーでした。凡ミスの多い1週間となってしまいました」と、悔しさをにじませ胸の内を明かした。

同投稿では「が、スイング改造は順調です。流れがよくなってくれば僕にもチャンスが来ると信じます」と今後の意気込みを見せた。また、大会関係者やファンへ向けて「今大会に関わって下さいましたKGUの皆様をはじめ、スポンサー各社様、ボランティアの皆様、会場に駆けつけて下さいましたギャラリーの皆様、キャディーをしてくれた兄、本当に有難うございました」と感謝のメッセージとともに、「中西直人頑張ります。次の試合は、ISPS HANDA欧州・日本どっちが勝つかトーナメント!全力準備で行ってきます!」と明日、20日から始まる次戦に向けた決意をコメント。

投稿に添えられた写真は、ゴルフボールを片手に笑顔の中西のショットと、今大会プロ初優勝の蝉川泰果がトロフィーと共に写るショットの姿が1枚ずつアップされている。ファンからは「4日間お疲れさまでした」「まだまだ始まったばかり、頑張ってくださいね!」「全力応援しに行きます」「これからもいっぱい応援します」などのコメントが寄せられている。

中西の地元である泉ヶ丘カントリークラブでの開催ということもあり、プロゴルファーで4歳上の兄をキャディに、3年ぶりにタッグを組み挑んだものの思うような結果が残せなかった。2010年にプロ転向、現在34歳となったがツアー優勝はまだない。

その持ち前の明るいキャラクターで、日本男子ツアーの活性化に取り組む中西は、ファンサービスにも積極的で、いつも彼の周りには大勢のファンが集まるという。男子プロゴルフ界を盛り上げる中西のツアー初優勝。多くのファンが待ち望んでいる。

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