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パトリック・キャントレーが7番パー3でホールインワン! 5位T浮上もSNSの書き込みは…?

世界ランキング4位のパトリック・キャントレー(撮影:GettyImages)

<RBCヘリテージ 2日目◇14日◇ハーバータウンGL(米サウスカロライナ州)◇7191ヤード・パー71>
 
昨年大会ではジョーダン・スピースとのプレーオフに敗れたパトリック・キャントレー(ともに米国)が、第2ラウンドの7番パー3でホールインワンを達成した。

この日は10番からスタートしたキャントレー。終盤の7番パー3(200ヤード)、6番アイアンで打ったショットはピン手前数ヤードのグリーン真ん中に着地するとそのままグリーン奥のピンに向かって転がりカップイン! キャントレーにとってPGAツアーで3度目のエースで「65」をマーク。通算8アンダーでトップと4打差の5位タイに浮上した。
 
大歓声に大きな笑みで応えるキャントレー。ラウンド後には「距離が僕の6番アイアンに完璧だった。少し向かい風でピンまでは200ヤード弱。1ヤード、カットに打ったが完璧だった。7番にはたくさんのファンがいて、みな驚喜してくれた」と喜んだ。
 
この映像はPGAツアーのSNSでアップされたのだが…、しかしそこに書き込まれたコメントの多くは、先週の「マスターズ」最終日の“スロープレー”に関することが目立った。
 
「実際には“エース”じゃないだろう? ショットを打つまでに時間がかかりすぎたからスロープレーで2ペナルティだ」
「ホールインワンでみんなにビールをごちそうしないと! でもプレーが遅いからバーが開いている時間には戻って来られないかも」
「1打に30分かけるショットなら、毎回ホールインワンだ」
「ホールインワンはプレーをスピードアップする1つの方法だね」
「打つ前の7分のワッグルを(映像から)カットしてくれてありがとう」
などなど……
 
マスターズ最終ラウンドは最終組から1つ前の組でビクトル・ホブラン(ノルウェー)とプレーしていたキャントレーだが、最終組で勝利したジョン・ラーム(スペイン)と優勝争いをしていたブルックス・ケプカ(米国)に「前の組が恐ろしくスローだった」とラウンド終了後に批判されていた。キャントレーは今大会の開幕前、「自分たちも待たされた」とし、「みんなが遅かった」と反論していた。
 
キャントレーは「このハーバータウン・ゴルフリンクスは僕のゴルフにとても合っている。試合にも何度も出ているし成績も良い。この勢いを週末に生かしたい」とどこ吹く風だった。(文・武川玲子=米国在住)

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