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大谷翔平の圧倒的な.047の防御率を実現させた「スイーパー」の異次元の曲がり幅プラス球速

大谷翔平(Photo by Diamond Images / Getty Images)
大谷翔平の活躍が止まらない。

4月12日に行われたナショナルズとの一戦に先発した大谷翔平は、7回を被安打1の無失点と好投し、今季2勝目を挙げた。

打者としても打率3割をキープしており、11試合で3本塁打と結果を残している。

そんな大谷のプレーで最近注目を集めているのが「スイーパー」だ。

スライダーの一種であるスイーパーを駆使する大谷

スイーパーは、近年投球分類に加わった新しい球種だ。

大きく分類すればスライダーとなるが、一般的なスライダーよりも明らかに大きく変化する。

球速も維持したまま弧を描くため、非常に打ちにくいのだ。

大谷翔平の投げるスイーパーは、その中でも特別な質であると言える。

曲がり幅はなんと「平均18インチ(約46㎝)」となっている。

ホームベースの幅が17インチなので、打者として見るとありえないほど曲がっているように感じるはずだ。

さらに凄いのはその「球速」だ。

大谷はスイーパーを約80マイル後半(140キロ前後)で投げることも可能(平均は135キロ程度)となっている。

他のメジャーリーガーが投げるスイーパーは、81~82マイル(130キロ程度)であることからも、大谷のスイーパーがいかに速いかが分かるだろう。

このスイーパーを武器に、160キロオーバーのストレートやスプリット、カットボール、シンカー、カーブといった豊富な球種を投げるのだから、打者がヒットを打つのはかなり困難となる。

あまりにスイーパーが鋭く曲がるため、12日のナショナルズとの一戦でも審判が粘着物の使用を疑いチェックを受けたほどだ。(当然ながら不正は見つからず)

対戦相手の選手からは、「彼は地球上で最高の選手かも」と称賛された。

まだ今季は始まったばかりで3試合に登板しただけだが、防御率.047は驚異の数値となっている。

今季は勝利数だけでなく、防御率でもタイトル争いに加わってくる可能性もあるだろう。

最新試合で大谷は休養もエンゼルスは接戦を制する

4月13日に行われたナショナルズとの試合では、監督が明言した通り大谷は不出場となった。

体調面を考慮した休養であったため、今後はフレッシュな状態でプレーできるはずだ。

この試合では、打線は3得点と湿ったが、エンゼルスの投手陣が好投を見せ2失点に抑え勝利をものにした。

この勝利で7勝5敗とまずまずの成績を残しているエンゼルス。

今季のポストシーズン進出を期待しよう。

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