石川遼のアプローチレッスン フェースコントロールの身につけ方【動画リンク有】
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フェースコントロールとは
フェースコントロールというのは、「フェースがどこを向いているかが自分で分かること」です。フェースがどこを向いているか分かればフェースコントロールはできます。
サンドウェッジは、フェースを立ててコロがしていくときもあれば、90度近くフェースを開いて飛ばないように打つときもあるというように、非常に多くの打ち方があります。
いま58.5度を使っているんですけど、59度に変えると自分が思ったより球が上がったり、90yd打つつもりが88ydしか飛ばなかったり、といったことがあります。
そんな場合に、ロフトを意識してアドレスしたり、インパクトでどれくらいのロフトで打つかなどに自分自身が慣れること。これがフェースコントロールにつながります。
この58.5度というのは、クラブを地面に直角にすると58.5度(ロフト角)ということですが、普段はこれくらいシャフトを傾けるので、50度くらいかもしれないです。かなりロフトを立てるのが自分の自然なサンドウェッジの打ち方です。
ボール位置は右足ツマ先前くらいがニュートラルな構えですけど、普段はこの打ち方以外にも練習し、いろんな球の位置でアプローチ練習します。
これは、ティグラウンドからしか打たないために、同じアドレスを再現できるかどうかが重要になるドライバーとは真逆です。
フェースコントロールを身につけるリフティング
フェースが思ったところに向いているかどうか、思ったロフトで当たっているかどうかをテストする一つの方法として、リフティングというものがあります。
やり方は、まずロフトを90度に向けて、フェース面を地面と平行にしてください。そこに上からボールを落とします。
そうやって打ったときに、ボールが真上に返ってくるかどうかをチェックしてください。
ロフトが立っている状態、80度くらいになっていると、ボールは左に飛びます。
逆に90度だと思っても、ロフトが開きすぎて100度くらいになっていると、ボールは右に飛びます。
このようにリフティングをして、90度を感覚として掴むことが大事です。
ずっと90度で保てると、フェース面のどこに当たってもボールは真上に近いところにはねてくれるので、リフティングができます。
ボールを打とうとクラブを動かすとブレてしまいます。
フェース面の90度がしっかりキープできていれば、クラブをそこまで動かさなくてもボールは真上にはねてくれます。
フェースの向きやロフトの90度を感覚で分かると、ロブショットやバンカーショットで活かせてきます。
リフティングでは、こんなふうにボールを打つだけではなく、フェースの上で止めてみるのもいいと思います。ボールを扱うということに関してはリフティングもアプローチも同じなので、いろんな感覚がフェースコントロールに役立つと思います。
右利きの選手の場合だったら、右手でボールを扱っているような感覚と同じにしてほしいです。ボールがポンと来たら右手で簡単に受け取れますが、クラブのフェースでも同じように受け取れるように。
フェースがどこに投げても受け取れる右手と同じような感覚になってくると、ボールが地面にあっても、右手でボールを投げるような感覚でアプローチができます。
この続きはALBA TVの動画をご覧ください。
■石川遼(いしかわ・りょう)/プロフィール。1991年生まれ。2007年5月、国内男子ツアー初出場となった「マンシングウェアオープンKSBカップ」で、史上最年少の15歳8ヶ月で優勝を飾り、2008年1月にプロ転向を表明。プロ1年目に史上最年少での1億円プレーヤーとなる。2010年5月には「中日クラウンズ」で優勝、最終日にマークしたスコア「58」が、「世界最少ストローク」としてギネスブックに正式に認定される。
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