比嘉一貴、賞金王よりも「最終戦にいいイメージを残したい」 10位後退の星野陸也は「超ビッグスコアを」 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net
リーダーボード
Pos 選手名 Sco 1 C・キム -22 2 岩崎亜久竜 -21 3 池田勇太 -18 小平智 -18 5 張棟圭 -17 宋永漢 -17 7 堀川未来夢 -16 8 朴相賢 -15 中島啓太 -15 10 今平周吾 -14 順位の続きを見る
賞金王は視界になし? 比嘉一貴が見据えるは来週の最終戦だ(撮影:鈴木祥)
<カシオワールドオープン 3日目◇26日◇Kochi黒潮カントリークラブ(高知県)◇7335ヤード・パー72>
今大会で単独8位相当の賞金を稼げば、最終戦を待たずして賞金王が決まる比嘉一貴。27位タイから出たこの日は、5バーディ・ボギーなしの「67」をマークし、トータル11アンダー・24位タイで最終日を迎える。優勝が逆転の条件となる星野陸也は、首位と8打差の10位タイと厳しい位置で3日目を終えた。
158センチの“小さな巨人” 比嘉一貴ドライバースイング【連続写真】
太平洋を望むKochi黒潮カントリークラブ。この日は“名物”の風がほとんど吹かず、伸ばし合いとなった。69人が出場したこの日の平均ストロークは「68.0」。5つ伸ばした比嘉もほとんど順位は上がらない。「もう少し伸ばしたかった」というのが正直なところだが、「ノーボギーで回れたのはよかった」と話す。
大会前はドライバーショットに少し不安を抱えていたが、「大きなミスになっていないので、なんとかなった」と及第点。前日は、グリーン上で右に曲がるスライスラインが良く入ったが、この日は「(フックもスライスも)どっちも良くなかった。ミスパットという感じではないのですが、ラインが難しくて迷いながら打った部分も多かった」とムービングデーでのジャンプアップはならなかった。
とはいえ、現在8位とは4打差。星野の結果に頼らず自力で賞金王を決めることも可能だが、「賞金王って言われますけど、(今週は)そこまで意識してないです。1打でもいいスコアで回りたい」と話す。「少しティショットに不安があるので、まだ思い切って打てない部分もある。来週はコースが狭いので、来週に気持ちよくプレーするためにも、今週でいいイメージをつけたいと思います」と来週を見据える。今大会で優勝は厳しい位置でもあり、年間5勝、獲得賞金2億円突破をかけて最終戦にしっかりつなぎたいところだ。
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