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渋野日向子、願いは「いつかは勝ちたい」 1年の米ツアーで学んだこと&反省したこと | ゴルフのポータルサイトALBA.Net

最終戦に出場する“ルーキー”渋野日向子 その心境は?(撮影:ALBA)

CMEグループ・ツアー選手権 事前情報◇16日◇ティブロンGC(米フロリダ州)◇6556ヤード・パー72>

米国女子ツアー22試合に参戦した渋野日向子。2位が1回、3位が1回、4位も1回。8位が2回でトップ10は5回。年間ポイントランキングの上位60人のみが出場する最終戦には、34位で出場権を得た。「とりあえず来られてよかった。ちょっと感慨深いですね」と、最後の舞台に立つことを素直に喜ぶ。

開幕前日の渋野日向子にインタビュー【動画】

優勝争いも演じながら、予選落ちも9回と波の激しいシーズンを送ってきた。4月の2戦連続トップ4に加え8月の「AIG女子オープン」(全英)では1打差の3位と上位で戦えることを証明してみせた。ルーキーイヤーでのこの結果は立派と周囲は言うが、「悔しい思いもあれば、よかったと思う瞬間もあったりした」と、渋野自身はどこか複雑な心境だ。

今年に限らずだが、「やりたいことをやりきれるように」と結果の前に中身重視のプレーに注力してきた。そのなかで、この最終戦に来てようやく渋野が発した言葉が「勝たなきゃ意味がない」。勝利への「執着が足りなかったかもしれない」という気持ちが芽生え、「ちょっと最近後悔しています」と素直な気持ちも吐露した。

どの選手も勝つためにプレーしているのはプロなら当たり前。プロセスにこだわり続けてきた渋野も、勝つとなると「自分自身が自分をいちばん信じていなかった」と心のなかには葛藤があったという。

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