R&AとUSGAが来年1月施行のルール改正を発表 ルールブックもデジタル化へ | ゴルフのポータルサイトALBA.Net
来年から救済措置などのルールが一部改正されることが決まった(撮影:GettyImages)
11月7日、ゴルフのルールを司るR&AとUSGAが、2023年1月1日から施行される新ルールを発表した。4年に一度、見直しがされ、19年はピンを差したままパッティングが可能になったほか、ボールを探す時間は3分位内、ドロップが肩から膝の高さからになるなど大きな変更があったが、今回はそこまでの大改訂はなし。内容は以下の通り。
・これまでは別ルールブックで規定され、ローカルルールが影響していた障害者のゴルフルールが、通常のルールの中へと組み込まれ、カテゴリー25として記載される
・ストロークプレーの際、ハンディキャップをスコアカードに記入する必要を削除。コミッティーがハンディキャップの記入の責任となる
・故意に壊したものでない限り、ラウンド中に自身で損傷した場合でも(プレーが遅延しない限り)代替クラブへの変更が可能に
(これまではそのまま使うか、もしくは修理するかが選択肢。代替が可能だったのは他人、あるいは風、重力などの自然の力、もしくは人工物などにより損傷した場合のみだった)
(例)19年「ノーザン・トラスト」でウェブ・シンプソン(米国)のドライバーフェースに、ラウンド中ヒビが入った。これまでは代替クラブ不可だったが、新ルールでは可能に
・ドロップした後、ボールが自然に動いた場合は元の位置にリプレースする。
(例)19年「WMフェニックス・オープン」で、リッキー・ファウラー(米国)が池に入れたボールをドロップ。打つ前に再びボールが池に転がり落ちたため、さらにペナルティが科されたが、新ルール下ではペナルティなしとなる
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