契約フリーの藤田さいき、終盤戦で使用ギアをビッグチェンジ!

ドライバーもアイアンも、PINGの最新モデルへ移行した契約フリーの藤田さいき(撮影:GettyImages)

TOTOジャパンクラシック 最終日◇6日◇瀬田ゴルフコース北コース(滋賀県)◇6616ヤード・パー72>

プロにとって「ボールとクラブの両方を一気に替えるのはリスク」と言われることがある。それに近い状態で先週の「TOTO-」で9アンダーの14位タイフィニッシュしたのが、契約フリーの藤田さいきだ。今季は[▶▶▶ボール契約フリーの金田久美子が『TOUR B XS』ボールで11年ぶりの勝利]()

これは「最近ドライバーが割れてしまった」のが理由だが、もう一つ直近で大きな変更が。先々週の「三菱電機-」で契約するVolvikのボールからブリヂストン『TOUR B X』へ移行。理由はVolvikがウレタンボールの製造を見合わせたことでツアー供給を終えるため。

また、アイアンにも動きが。これまで[PING]()の最新作『i230』アイアンに入れ替え。つまり、ここ2戦でボール、ドライバー、アイアンと一挙に替えたばかりでの好成績だった。

毎年、終盤戦は賞金争いが話題となるが、選手にとって重要な「来季を見据えた用具の調整時期」でもある。実戦投入しなければ性能や使い勝手が分からないボールは特に“慣らし期間”も必要。ベテラン・藤田のさすがの“目利き”と“実力”で「クラブとボールを一気に替えるリスク」をすんなりクリアしたようだ。

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