CLトッテナム戦で長谷部が膝負傷で途中交代、フランクフルトは鎌田先制弾も逆転負け
長谷部誠(Photo by Soccrates/Getty Images)
10月12日、CL(チャンピオンズリーグ)第4節「トッテナム対フランクフルト」の一戦が行われた。
試合は日本代表MF鎌田大地のCL初ゴールでフランクフルトが先制するも、ソン・フンミンのゴールとハリー・ケインの2ゴールで逆転に成功。
終盤にフランクフルトが1点を返すも、3-2でトッテナムが勝利した。
この試合で元日本代表MF長谷部誠が64分にソン・フンミンとの接触で膝を負傷し途中交代となっている。
長谷部誠は左膝の外側を痛め今後のシーズンに不安
念願だったCLの舞台で躍動している長谷部誠。
38歳にして4年前に一度は引退している日本代表への復帰待望論が巻き起こるほどの活躍を見せていたが、この試合の負傷によって暗雲が垂れ込めた。
64分、カウンターからトッテナムのソン・フンミンが前を向いてドリブル。
相対する長谷部を巧みなステップでかわすが、その瞬間に長谷部は左足を伸ばす。
ソン・フンミンの左のすねと長谷部の左膝が激しくぶつかり、長谷部はピッチに倒れ左膝を押さえ起き上がることができない。
スローでこのプレーを確認すると、ぶつかった衝撃による痛みもありそうだが、一瞬膝の外側の腱に衝撃が加わっているようにも見える。
足を引きずりながらもピッチから出ることは出来ていたが、そのまま途中交代となったことからも、負傷の程度が軽い打撲でない可能性が高い。
38歳という年齢を考えると、「大きな怪我=引退」ともなるだけに、その怪我の程度が心配される。
フランクフルトは痛い敗戦も決勝トーナメント進出の可能性が残る
トッテナムはこの試合での勝利で勝ち点7に伸ばし、グループDの首位に躍り出た。
対するフランクフルトは、勝ち点を4から伸ばすことができず最下位となった。
しかし、グループDはマルセイユとスポルティングを含む4チームの実力差が少なく、どのチームがグループリーグを突破してもおかしくない。
フランクフルトも残り2試合の結果次第で十分に決勝トーナメント進出が可能だ。
日本の新エースである鎌田大地はもちろん、日本代表だけでなくフランクフルトのレジェンドである長谷部誠が、CLの決勝トーナメントでプレーする姿を観たいファンは多いはずだ。
鎌田のさらなる覚醒と、長谷部の怪我からの早期復帰に期待しよう。
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