“アメリカ女子卓球のエース”チャン・リリー、1日2時間の練習で世界のトップになれたワケ
卓球×インタビュー “アメリカ女子卓球のエース”チャン・リリー、1日2時間の練習で世界のトップになれたワケ
2022.10.01
この記事を書いた人 Ayano高校・大学と卓球強豪校でプレーした後アメリカへ。海外で見た卓球に衝撃を受け、YouTube等で発信を開始。愛み大瑞穂→関西学院大学OG。
YouTube【AYALOG -あやろぐ-】で発信中 @ayalog_net ayalog_net 「アメリカの卓球選手といえば?」
そう聞いた時に多くの人が思い浮かべる人物、それはチャン・リリー選手でしょう。
ユースオリンピックでアメリカとして初のメダルを獲得、ワールドカップでは平野美宇選手(木下グループ)に勝利を収めるなど、誰しもが認めるアメリカ卓球界のエース。
そんな彼女に、「JOOLA GLOBAL CHAMPIONSHIPS」でお話を伺うことができました!
このページの目次
- [9 【連載】これがアメリカン卓球]()
チャン・リリー選手にインタビュー
——試合の合間にお時間いただきありがとうございます! 今回の大会はいかがですか?
チャン・リリー:今の所いい感じだよ! 初日はプエルトリコのFabiora選手(世界ランク224位)に1-3で負けていて、その試合は苦しかったけどなんとか逆転できました。
写真:JOOLA GLOBAL CHAMPIONSHIPSの様子/撮影:Ayano——私もその試合見てました〜
リリーさんの心の中にある使命感というか、苦しい場面でも絶対に諦めない強い気持ちを感じました… チャン・リリー:ありがとう。苦しい場面を乗り越えてきた経験値だよね。
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急速に発展しているアメリカの卓球
写真:JOOLA GLOBAL CHAMPIONSHIPSの様子/撮影:Ayano——早速質問していきたいのですが、私はアメリカに来るまで正直、卓球がこんなにたくさんの人に愛されていて、みんなが楽しめるシステムや環境が整っていることを知らなくて。 リリーさんが卓球を始めた頃と最近では、アメリカの卓球界は変わってきていますか?
チャン・リリー:うん、間違いなく変わっていると思う。 私は7歳の時に卓球を始めたんだけど、その時は卓球クラブは地域に1つだけ。
でもそれから20年経った今、私が住んでいるカリフォルニアには、車で10分走れば卓球クラブがある、みたいな!これからももっと発展していってほしいね!
写真:世界ランキング36位(2022年9月末時点)に位置するチャン・リリー(アメリカ)/提供:WTT——私はもっと発展していくと確信しています! リリー選手のような強い選手も既にいるし、アメリカが移民の国というのも強みだと思っています。
将来はもっといろんな国から選手が集まって、アメリカ代表として一緒に戦う、みたいなことができるんじゃないかと。
チャン・リリー:そうだよね! 今も既にたくさんの選手やコーチが世界中から来ていて、そうやって卓球を通してアメリカに集まって、たくさんの国際交流ができるって素敵だよね。
写真:2021年には世界卓球が初めてアメリカで開催された/撮影:ラリーズ編集部——本当にそう思います! 日本は強い選手や卓球愛好家がすごく沢山いるんだけど、コミュニティとなると日本人だけで。
国際交流が生まれる大会とかがあれば良いなあ、と思ったりしています。
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