原英莉花は「渋い」スタートに ビッグスコアのカギは『58度の距離感』 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net
リーダーボード
Pos 選手名 Sco 1 菅沼菜々 -7 2 種子田香夏 -6 山下美夢有 -6 4 石井理緒 -5 奥山友梨 -5 6 上田桃子 -4 笠りつ子 -4 木戸愛 -4 藤本麻子 -4 福田真未 -4 順位の続きを見る
3個目のメジャータイトルへ…上位浮上をねらっていく(撮影:福田文平)
<日本女子プロゴルフ選手権コニカミノルタ杯 初日◇8日◇城陽カントリー倶楽部(京都府)◇6555ヤード・パー72>
国内メジャー3つ目のタイトルを狙う原英莉花だが、やや出遅れる初日となった。3バーディ・2ボギーの「71」でプレーして1アンダー。39位発進は首位と6打差だ。
午後組としてティオフしたこの日は、2番でボギーが先に来る展開。バウンスバックを決めたものの、前半折り返しの9番でもボギーを喫した。後半は飛ばし屋有利ともいえるふたつのパー5でバーディを奪ったが、伸ばしきれず。一日のプレーを振り返っても「渋いですね」という言葉が真っ先に飛び出した。
「ティショットはそんなに暴れていない」と2打目以降でピンを狙っていける場面も多くあったが、なかなかボールがピンに絡まなかった。特に調整が必要なのは、「58度(ウェッジ)の距離感」。タテの距離が合わないことでチャンスにつかず、ドライビングディスタンスは267ヤードを記録した、ティショットのアドバンテージを生かすことができなかった。
フラストレーションがたまる内容だが、それでも「後半はノーボギーで、トータルアンダーで回れた」ことは前向きに捉える。メジャー大会ではあるが、首位が「65」をマークしたように、ハマればビッグスコアもたたき出すことも可能。ショートゲームの調整を行い、チャンスパットを決めきることができれば、急浮上もみえてくる。
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