部活と勉強の両立をするためのコツとは?勉強しながらでもサッカーというスポーツは極められる
サッカーというスポーツにのめり込んでいる学生はとても多いですが、学業との両立は本当に難しいものですよね。
「勉強もしなければならないのはわかっているけど、なかなか器用に切り替えられない」という人も多いはずです。
「そもそも時間的に両立するなんて無理がある」という考えの人もいるかもしれません。
しかし、部活にのめり込んでいる人の何割かは、上手に両立をしていて、まさに「文武両道」を実現しているのです。
この記事では、そんな「部活と勉強の両立をするためのコツ」について解説していきたいと思います。
サッカーと学業を両立させたプロ選手はとても多い
部活をしている人の中には、本気でプロを目指している人もいるはずです。
そういった人からすると、勉強はプロになるための「壁」のように感じるかもしれません。
「最低限やらなければいけないこと」と捉えてしまっているのです。
しかし、勉強は人生を生きていく上でとても重要です。
サッカー自体にも活かせますし、暮らしをより豊かにさせてくれるものでもあります。
実際にサッカーと学業を両立させているプロも数多く存在します。
・アンドレス・イニエスタ選手
生物学とスポーツ科学の学位を取得している
・ロベルト・レヴァンドフスキ選手
トレーニング理論やマネジメントの学位を取得している
・フランク・ランパード氏
ラテン語の学位を取得していて、IQは150を超える
日本代表にも大学卒の選手が多数存在する
前述したような学位を取得するような世界的選手もいますし、しっかりと学業と部活を両立させて日本代表に上り詰めたプロ選手も日本には数多く存在します。
上田綺世選手や伊藤純也選手、守田英正選手、三苫薫選手、古橋亨梧選手、長友佑都選手など、日本代表の中心メンバーである彼らもしっかりと両立してきた人たちです。
勉強を通して、「論理的に物事を考える力」や「集中力」などを鍛えることができるのです。
それゆえに、できる限り部活と勉強の両立をするために努力をした方が良いと言えるでしょう。
部活と勉強の両立をするためのコツ
部活と勉強のどちらも頑張った方が良いのは誰もが思っているはずですが、実際にそれを実行するのは非常に難しいものです。
どちらもやみくもに頑張ってしまうと、高い確率で心身ともにパンクしてしまいます。
両立させるには、「コツ」が必要なのです。
学校の授業に集中する
サッカーというスポーツは体力を使うだけでなく、考えながらプレーをしなければならないので、とても頭も疲れます。
平日は部活から帰ってくると心身ともにヘトヘトになっているはずです。
帰宅後に夕飯を食べてお風呂に入り、そこから何時間も勉強するのは現実的に考えて無理があります。
それゆえに、帰宅後は最低限度の勉強に留めます。
例えば「1時間だけ」というようにルールを決めておくと良いかもしれません。
「それだけじゃ両立できない」と考える人もいるかもしれませんが、その代わりに「学校の授業に集中すること」で補うのです。
例えば日本サッカー界のレジェンドでもある中村健剛氏は大学卒の選手でしたが、学生時代は部活と学業を両立するために授業に最大限集中していたそうです。
それは、「帰宅後は勉強する体力が残っていない」という現実に対して自分で考えて導いた解決策だったのです。
こういった生活習慣によって、学力も身に付けられ、同時に「集中力」も身に付けることができたわけです。
夜中までウトウトしながら勉強しなくても良いので、翌日の部活でも100%の力を発揮できるのです。
朝に勉強をする
起床時間を早くして勉強をするという方法もおすすめです。
部活が終わった後に何時間も集中して勉強するのは誰でも辛いはずです。
しかし、朝早く起きて30分~1時間勉強しておけば、帰宅後の勉強は少しで済みますよね。
また、勉強などの頭を使うタスクは夜でなく午前中に行った方が効率が良いというエビデンスもありますので、朝に勉強することでより効率的に知識を頭に入れることができるのです。
「10分だけ勉強しよう」という意識で勉強を始める
部活で心身ともに疲れた状態で、「より、1時間勉強しよう」と思っても、なかなか気持ちが付いていかないことは多いですよね。
どうしても「1時間」という大きさに抵抗感が出てしまうものです。
しかし、これを「10分だけ勉強しよう」という意識に変えるとどうでしょうか?
俄然机に向かう気持ちが高くなるはずです。
実際には、勉強を一度始めてしまえば10分で終わらせることはめったになく、30分くらいは勉強するものです。
「あ、10分のつもりが30分勉強してた」となることがほとんどでしょう。
休憩を挟んでもう1度「良し、10分だけ勉強しよう」という行動に出れば、平日であっても意外と1日1時間以上は勉強できるのです。
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