プレーや観戦の際に知っておきたいバスケットボールの基本用語
どんなスポーツにも「専門用語」がありますよね。
バスケットボールの競技でも、数多くの専門用語が存在します。
テレビやネットで観戦する際も、解説の人の言う言葉が理解できないことも多々出てきてしまうはずです。
ましてやプレーするとなると専門用語が理解できていなければチームの足を引っ張ることにもなりかねません。
この記事では、そんな「プレーや観戦の際に知っておきたいバスケットボールの基本用語」について解説していきたいと思います。
バスケットボールの基本用語
バスケットボールはシュートを打つ場所によって得点数が変わったり、ファウルの種類が多かったりなど、細かなルールが定められています。
そういった細かなルールを覚えることももちろん重要ですが、まずは専門用語を覚えるべきだと言えるでしょう。
これから挙げるバスケットボールの専門用語を覚えた上でルールを学び、プレーをしてみましょう。
プレーしない観戦派の人も、専門用語を知るだけで観戦の楽しさが倍増するはずなので、できるだけ覚えるようにしましょう。
※トラベリングやスリーポイント、レイアップといった基本的な用語以外を解説します。
スクリーン
試合中に何度もあるプレイなので、「スクリーン」という言葉は絶対に知っておくべきでしょう。
スクリーンは、ボールを保持していないオフェンスの選手がディフェンスの選手の進路を塞ぐプレーのことです。
ディフェンスの選手がリバウンドを取る際もこのスクリーンを使って外れたシュートのボールを取ります。
特に多いのは、ポイントガードがドリブルをするシーンです。
パワーフォワードといったポジションの選手がポイントガードをマークしている選手にスクリーンをかけ、ドリブルを手助けします。
ターンアラウンド
バスケットボールでは、トラベリングにならないように軸足をピボットしますが、その軸足を回転させて相手をかわす技を「ターンアラウンド」と呼んでいます。
センターやパワーフォワードがインサイドでよく使用します。
華麗なターンアラウンドは、観客の歓声を高めるほど魅力あるプレーだと言えるでしょう。
ドライブ
ドライブとは、「ドリブルで相手を抜きゴール下に向かっていくこと」です。
ポイントガードやシューティングガード、スモールフォワードなどがアウトサイドからインサイドに切り込んでいく際によく使用します。
別名「ペネトレイト」です。
圧倒的なキレでドライブを成功させることができれば、注目の的となるはずです。
トランジション
「トランジション」という用語もテレビやネットでの観戦の際に良く耳にします。
「この試合はトランジションが激しい試合ですね」といったように使われます。
この用語は、「攻守の切り替え」といった意味を持ちます。
スウィッシュ、バンクショット
バスケットボールでシュートを打った後、リングに触れることなく綺麗に得点が決まることがありますよね。
そういったシュートのことを「スウィッシュ」と呼んでいます。
「ノータッチ」という用語もスウィッシュと同じ意味となります。
また、リングの後ろ側にあるボードに当ててシュートを決めることは「バンクショット」と呼ばれています。
これは、「シュートの成功率が高まる=銀行にお金を預けるくらい手堅い」といった意味で名付けられたと言われています。
ビハインドパス
一般的なパスと違い、体の後ろ側(背中側)から味方にパスをすることを「ビハインドパス」と呼んでいます。
非常に何度が高いプレーで、成功させるとメチャクチャカッコいいです。
この技を多用した選手と言えば、NBAで活躍したジェイソン・ウィリアムス氏などが有名です。
特にノールックで行うビハインドパスは、一瞬で観客を魅了してしまうほど美しいプレーなのです。
フックシュート
「フックシュート」は、主にセンターやパワーフォワードが使用するシュートです。
相手の正面に対して正対するのではなく、横向きになり遠い方の腕(片腕)でフックさせるような軌道でシュートを放ちます。
このシュートを習得できれば、ディフェンスにブロックされずにシュートを打つことができるようになります。
ブザービーター
「ブザービーター」は、試合終了の知らせるブザーが鳴る前に最後のシュートを放ち、ブザーが鳴った後にシュートが決まることです。
特にそのシュートで逆転をするブザービーターは、一瞬で主役になれるほどカッコいいプレーとなります。
勝負を掛けた最後のワンプレーは、シューティングガードがシュートを打つことが多いですが、フリーになれない場合はその他のポジションの選手が放つケースもあります。
まとめ
今回は、「プレーや観戦の際に知っておきたいバスケットボールの基本用語」について解説してきました。
バスケットボールは、基本的なルールも複雑ですが、バスケならではの専門用語もとても多くなっています。
しかし、これらの用語をしっかりと覚えておくことで、プレーするにも観戦するにも必ず役立ちますので、少しずつ覚えていきましょう。
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