サッカーの練習で着るトレーニングウェアはどんなものを選ぶべき?
サッカーをこれから始める人や、始めたばかりの人が悩んでしまうポイントはいくつか存在します。
「スパイクやトレーニングシューズはどんな物を選べばいいんだろう?」というのはその代表的な悩みだと思います。
そして、「試合ではユニフォームがあるけど、練習ではどういったウェアを着れば良いのだろう」と悩む人もまた多かったりします。
この記事では、そんな「サッカーの練習で着るトレーニングウェアはどんなものを選ぶべきなのか?」という疑問について解説していきたいと思います。
トレーニングウェアは指定がないケースが多い
チームによっては、指定のトレーニングウェアが用意されているケースもありますが、ほとんどのチームでは指定がなく自分自身で自由に選んで着る形となります。
練習では、紅白戦やミニゲーム、戦術練習といったように敵味方に分かれて行うメニューもありますが、カラービブスを利用することでトレーニングウェアがバラバラであってもチーム分けが可能なので、特にこだわらなくても大丈夫なわけです。
しかし、特に指定はないものの、どんなウェアを着てプレーしても良いと思い込むのは良くありません。
なぜならば、「着用するトレーニングウェアによってプレーの質も変わるから」です。
その日によって温度や湿度には違いがありますし、時には多少雨が降った状態で練習をすることもあるでしょう。
その環境にベストなトレーニングウェアを着用することで、自身のベストなプレーを出すことができますし、快適さも変わってくるはずです。
トレーニングウェアの種類
トレーニングウェアにはいくつかの種類がありますので、1つずつ挙げていきましょう。
アンダーウェア
アンダーウェアは、素肌に一番近いインナーで、汗を吸収してくれます。
近年のアンダーウェアは、吸汗速乾性能が非常に高く汗をかいてもすぐに乾くので、不快感なくプレーすることが可能となっています。
また、冬用のアンダーウェアであれば、高い保温性能があるので、寒さを軽減させてくれます。
さらに、最近では、運動機能を向上させたり筋肉の無駄な動きやブレを抑える「コンプレッションウェア」を着用する人も増えてきています。
筋肉や関節の負荷を軽減し、ケガの予防もできるので非常におすすめです。
プラクティスシャツ
プラクティスシャツは、練習時に着用するトップスのことです。
アンダーウェアを着ずにプラクティスシャツだけでプレーする選手もいます。
基本的には試合時に着用するユニフォームと同じような素材ですが、デザインはシンプルなものが多く、ユニフォームよりも安価となっています。
半袖タイプや長袖タイプの2種類が販売されているので、気温に合わせて着るタイプを分けましょう。
毎日のように練習がある人であれば、最低でも3~4枚は所有しておきたいところです。
プラクティスパンツ
プラクティスパンツは、練習時に着用するハーフパンツのことです。
若干ゆったり目に設計されていて、伸縮性も高いので激しい動きをしても突っ張るような感覚もありません。
デザインもあまり派手めのものは少なく、ブラックやグレー系のカラーにメーカーのロゴがプリントされているだけのものが多かったりします。
プラクティスシャツとセットで販売されているケースも多いので、どれを購入すれば良いか分からない場合にはセットを購入することをおすすめします。
ピステ
ピステとは、アンダーウェアやシャツの上に着るアウターのことです。
サッカーをしている人たちの間では、擦れる時の音から、「シャカシャカ」と呼ばれていたりします。
夏場などに着ることはほとんどありませんが、体温の低下を防げるので気温が下がる場合に着用することが多かったりします。
また、多少雨が降っている日などにも着用します。
ウィンドブレーカーやジャージとは違い、ファスナーが一切ついていないので、ボールが体にあたっても痛くなりません。(ファスナーがないので、頭からかぶるような形で着用します)
薄手の素材なので、折りたためばかさばらないので、バッグに常時入れておくと良いでしょう。
ジャージ
ジャージは、厚手の素材で作られているトレーニングウェアのことです。
ファッション性も高いので、着たまま移動することも十分に可能となっています。
機能性も高く、冬場での練習には欠かせないトレーニングウェアであると言えます。
上下セットで販売されていることが多いので、自分の好きなメーカーのジャージを購入しましょう。
さらに厚手のウィンドブレーカーなどを着用するケースもありますが、基本的には冬季の移動用としての役割で、練習時に着たままプレーすることはあまりありません。(アップ時程度)
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