“ブルックシー封じ”成功? デシャンボー、初日は野次も飛ばず「69」で無事終了 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net
リーダーボード
Pos 選手名 Sco 1 P・キャントレー -13 2 J・ラーム -11 3 H・イングリッシュ -8 B・デシャンボー -8 5 V・ホブラン -7 J・トーマス -7 C・スミス -7 8 K・ナ -6 T・フィナウ -6 10 B・ホーシェル -5 順位の続きを見る
初日は「ブルックシー!」の声が飛ぶことなく終了 デシャンボーも穏やかにラウンドした(撮影:GettyImages)
プレーオフシリーズ最終戦「ツアー選手権」をポイントランキング3位で迎えたブライソン・デシャンボー(米国)が1番ティに登場すると、ファンからは大きな声援が送られた。ブルックス・ケプカ(米国)との確執をヤジる「ブルックシー!」(ケプカのあだ名)という声は上がらず温かい拍手。デシャンボーは311ヤードのティーショットを放った。
飛びすぎ! デシャンボーの池越えショットに会場大興奮【動画】
ジョン・ラーム(スペイン)とのペアリングは多くのファンを集めたが、最後まで穏やかなプレーが続いた。だが、ツアーは平穏を守るため、ロープ内には制服姿の警官を2人配置した。加えて3人のツアーセキュリティ、さらにカートで2人のセキュリティがギャラリーを見守り、マーシャル(係員)も増やされた。開幕2日前の会見で、米PGAツアーのジェイ・モナハン会長は「ブルックシー!」と叫ぶファンは「攻撃的なふるまい」としてコースから退場にすると明言したための措置だった。
選手にセキュリティが配置されるのは日々行われており、タイガー・ウッズ(米国)などは常にセキュリティがコース内外で安全を守った。マスターズチャンピオンとなった直後の松山英樹にもセキュリティがついた。
お陰でデシャンボーは無事に第1ラウンドを終えたが、その一方で「攻撃的なふるまい」がどこまでなのか、例えば野次は「ブルックシー!」以外にも多くの言葉があり、どのように制限するのか問題視する声があがる。
デシャンボーは上がり3ホールで3連続バーディを奪い、「69」とスコアを1つ伸ばした。ハンディキャップとして7アンダーからのスタートだったため、トータル8アンダーでホールアウト。首位のパトリック・キャントレー(米国)との差は5打に開いた。
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