「僕は殺人犯じゃない」とSNSで悲痛な訴え! メッシのコロナ感染でDJがまさかの誹謗中傷被害に
世界各国で新型コロナウイルスの影響が再拡大しつつある。とりわけヨーロッパではオミクロン株が猛威を振るい、感染者数は増加傾向にある。そのなかで被害を受けるアスリートも少なくない。アルゼンチン代表FWリオネル・メッシもそのひとりだ。
去る1月2日、パリ・サンジェルマンは、メッシら4選手が検査で新型コロナウイルスの陽性となったと発表。クラブは全選手の無事を発表したが、大スターの感染は小さくない衝撃を世界にもたらした。
昨年末のクリスマス休暇を利用し、故郷のロサリオに訪れていたメッシ。帰省中にはダンスパーティーにも参加し、大いに羽を伸ばしていた。だが、そのバカンス中に感染したためにあらぬ憶測を呼んでいる。
米スポーツ専門局『ESPN』や英紙『The SUN』など複数の海外メディアは、メッシが参加したパーティーでDJを務めていたアルゼンチン人のフェル・パラシオ氏が、深刻な誹謗中傷被害にあっていると伝えた。
コロナ陽性者が出たという別のパーティーに参加していたというパラシオ氏。これを受けてファンから自身を介してメッシがコロナに感染したのではないかと囁かれ、SNSなどで殺害予告を受けているというのだ。
【画像】物議を醸した2ショット。DJとメッシが問題のパーティーで取った写真をチェック もちろんだが、「陰性だった」というパラシオ氏が感染源だとする証拠はない。それだけに噂が独り歩きしている現状に本人もやるせない想いを滲ませる。
同氏は自身のインスタグラムで公開した動画で、新型コロナウイルスの検査結果を見せながら、こう訴えた。
「いま、僕のところにはありとあらゆるメッセージが毎日送られてくる。どれも酷いものばかりだ。彼らは僕が、メッシがコロナに感染した原因だとして殺害を予告するし、僕を『殺人者』と言う。僕は殺人犯じゃないんだ。それに昨日、ウルグアイに行くための検査を受けたら陰性だった。僕はコロナには感染していないんだ」
なお、すでに陰性が確認され、パリに戻ったというメッシ。体調に問題はないため、早々にチーム練習に合流する予定だという。
構成●THE DIGEST編集部
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