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グランドスラムへ“禅の精神” ローリー・マキロイは6打差発進にも「自分に勇気づけられた」 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net

リーダーボード

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悲願のグリーンジャケットへ マキロイは“禅の精神”で快挙に挑む

悲願のグリーンジャケットへ マキロイは“禅の精神”で快挙に挑む(撮影:GettyImages)

マスターズ 初日◇7日◇オーガスタ・ナショナルGC(米ジョージア州)◇7510ヤード・パー72>

2014年に「全英オープン」を制してリーチをかけてから、いまだキャリアグランドスラムへ手が届いていないローリー・マキロイ(北アイルランド)。残る一つ、グリーン・ジャケットをかけた争いが今年も始まった。

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初日を終えて1オーバーの31位タイ。首位とは6打差だが、「良かったよ。本当にいいプレーができた」と合格点をつけた。「リーダーボードで自分がどこにいるかとか、そんなことはどうでもいい。いいプレーができた。ティグラウンドからグリーンまで、ほとんどの場所で素晴らしいボールを打つことができた。だから満足しているんだ」。初日とあって結果よりも内容重視。納得のいくゴルフにうなずく。

何度も何度も立ってきたオーガスタの地。緊張感との向き合い方もインタビュアーが“禅の精神(Zen place)”と呼ぶほどうまくできるようになってきた。「最初のティショットを打てばあとはいつも通り。ただ、ティショットまでの1〜2時間は緊張や不安などいろんなことが思い浮かぶんだ」。メジャー4勝の名手もオーガスタを前にしては、泰然自若とはいかない。

そんなときはネガティブシンキングだという。「正直に言うと、1番のティショットで一番悪いところはどこだろうと思い描くんだ。そこから4打でいけるかもしれない。そうやって自分を落ち着かせるんだ」。あえて最悪な状況を考えることで、迷いを消し去るのだ。

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